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2016年4月14日木曜日

「コーヒーはがんに効果あり」はどこまで?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤマサクラ



国立がん研究センターによる長年にわたる年齢や

居住地など一定の条件を満たす特定の集団の

「コホート」を対象調査で、コーヒーを多く飲んで

いる人ほど肝臓がんの発生リスクが低くなるのは、

ほぼ確実との結論を発表している。

では、他のがん等についてはどうなのか?

10年、20年という追跡期間を経て、2000年代から

集められたデーター解析で続々と結果が出て来た。

現在公表されている肝臓がん、子宮体がん、

大腸がん、子宮頸がん、卵巣がんの評価では、

「肝臓がん」:リスクを下げる効果がほぼ確実。

「子宮体がん」:リスクを下げる効果の可能性あり。

「大腸がん」「子宮頸がん」「卵巣がん」:リスクを

下げる効果のデータが、現状では不十分。

これらのガンに対しては、コーヒーを「ほとんど毎日」

「毎日1~2杯」「毎日3~4杯」「毎日5杯以上」飲む

人についてのデータは、統計学的に有意なデータが

得られているという。

「ほとんど毎日」以上の人は、はっきりリスクが

下がっており、更に、多く飲んでいる人ほどリスクは

下がっているという傾向も出てる。

子宮体がんについては、2008年の多目的コホート

研究結果から、1日1~2杯、3杯以上飲むグループ

ではそれぞれ罹患リスクが低下、「可能性あり」に

評価されている。

大腸がんについては「データ不十分」となっているが、

がん予防に効果的な部位も示されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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