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2016年5月13日金曜日

世界一の電子ゴミ鉱山の中国の町

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
鬱 金 桜



中国によるレアアース類の輸出規制や価格高騰を

機に日本国内では電子機器類を中心に使用金属

部分の分別処理が進められ、金属再生に備え

取組みが行われて、危機脱出の原動力となった。

しかし、メーカーの回収漏れとなった廃棄品は

業者を通じて大半が中国へ輸出されている。

世界の電子ゴミの集積所が中国に存在する。

パソコンのハードドライブ,マザーボード,携帯電話

などが世界中から中国の汕頭市貴嶼鎮に持込まれ

5000社以上の電子廃棄物回収や解体、リサイクル

処理企業によってゴミ処理が行われている。

国連大学が発表した電子ゴミに関する調査では、

2014年に世界中で出された電子廃棄物は4180万

トンに上り、毎年200万トン増加しているという。

国別では米国が最多の707万トン、次いで中国が

603万トン、3位が日本の220万トン。

また、世界中で出る電子ゴミは毎年2000万~

5000万トンで、このうちの70%が中国に捨てられる。

貴嶼鎮で電子廃棄物を解体処理し,銅,鉄,アルミ,

金などの有用金属を回収している。

ゴミから回収された金属は約6兆1800億円もの

金額になるとされるから、当面は無尽蔵な埋蔵量を

備えた鉱山を保有した裕福な町ということに。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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