深刻な大気汚染となれば、北京市を始めとした
中国の都市部が取り上げられることが多い。
だが、現在世界で最も大気汚染が深刻なのは
インドのニューデリーなどの東北部だ。
韓国では、ソウル市を中心に大気汚染がひどいが、
韓国人は中国の東北部地域から流れて来た黄砂や
PM2・5を含む汚染物質が原因と認識しているようだ。
韓国国内紙は最近の記事で汚染原因の半分は
韓国内にあると報じている。
天気が快晴であるのに、粒子状物質の濃度が
最悪状態である日が増加しているというのだ。
韓国では、燃料費の節減に備えてディーゼル車を
選択する人が多く、昨年度の新車登録でも183万台
中に、ディーゼル車が96万台を占めている。
輸入車についても7割をディーゼル車が占めている。
最新の厳しい内容を備えた排ガス規制値である
「ユーロ6」基準をパスして、国内で販売されている
ディーゼル車20車種を対象に環境部が調査した。
調査結果では、屋外道路走行中の窒素酸化物の
排出量が、3車種を除く全ての車種が室内認証
基準値の4倍を超えていた。
韓国で走っているディーゼル車の殆んどが「クリーン
ディーゼル」とはほど遠く、強化されたユーロ6基準も
実際の道路走行ではディーゼル車の大気汚染を
削減するには効果がないとしている。
だが、実際の道路走行条件でディーゼル車の排出
基準がないから、現状では規制する方法もない。
環境部は、国民の意識改革に備えて日産車に
対してのみ販売停止処分などを課して問題化。
EU車は適合でも、日本車は不適合・不正なのだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿