ページ

2016年5月18日水曜日

日本人の死亡原因と年代別の死因順位

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
普 賢 象 



現在の,日本人の死亡原因の1位は「ガン」だが、

1980年頃までは脳血管疾患が1位だった。

厚生労働省の「平成22年人口動態統計」では、

既に、死因の1位はガンで29・5%,2位が心血管

疾患
で19・5%,3位が脳血管疾患の10・3%,以下 

肺炎の9・9%,老衰 3・8%,不慮の死 3・4%と続く。

諸外国の死亡原因に占めるガンの割合では、

アメリカ22.8%,イギリス27.0%,イタリア27.0%、

フランス28.2%,ドイツ25.7%となっており,日本が

突出して多いというほどではない。

日本のケースではガン以外の死因による死亡が

相対的に減少したことによるとも説明されている。

同じ年齢の人を昔と今とで比較して、がんの年齢

調整死亡率の推移をみれば、がんの死亡率は

減少傾向にあるとされる。

高齢者ほど免疫力が低下し、ガンに罹る比率は

向上し、また少子高齢化が進めば進む程、ガン

患者数は増加し、比率も上昇することになる。

だが、過去と比較して、年齢調整罹患率・死亡率の

推移でば、ガンによる死亡率は減少傾向にある。

早期発見の検診体制や医療技術の進歩によって

ガンで死亡する確率は着実に下がっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: