現在の,日本人の死亡原因の1位は「ガン」だが、
1980年頃までは脳血管疾患が1位だった。
厚生労働省の「平成22年人口動態統計」では、
既に、死因の1位はガンで29・5%,2位が心血管
疾患で19・5%,3位が脳血管疾患の10・3%,以下
肺炎の9・9%,老衰 3・8%,不慮の死 3・4%と続く。
諸外国の死亡原因に占めるガンの割合では、
アメリカ22.8%,イギリス27.0%,イタリア27.0%、
フランス28.2%,ドイツ25.7%となっており,日本が
突出して多いというほどではない。
日本のケースではガン以外の死因による死亡が
相対的に減少したことによるとも説明されている。
同じ年齢の人を昔と今とで比較して、がんの年齢
調整死亡率の推移をみれば、がんの死亡率は
減少傾向にあるとされる。
高齢者ほど免疫力が低下し、ガンに罹る比率は
向上し、また少子高齢化が進めば進む程、ガン
患者数は増加し、比率も上昇することになる。
だが、過去と比較して、年齢調整罹患率・死亡率の
推移でば、ガンによる死亡率は減少傾向にある。
早期発見の検診体制や医療技術の進歩によって
ガンで死亡する確率は着実に下がっている。
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