ジャガイモの収穫時期になった。
小さな可愛いジャガイモは丸のまま煮ころがしに
すれば子供たちにも人気だ。
だが、例年イモ掘りなどで収穫したイモを子供達が
食べて腹痛等を起すことがニュースで伝えられる。
太陽光に当っていたり、未熟なものは表面が青く
色づいており、天然毒素であるソラニンやチャコ
ニンを備えているために腹痛の原因となる。
同じ仲間のトマトも青い実は毒素のトマチンを
含んでおり、食べると嘔吐や腹痛を起す。
最近の研究では、青い実に何故多くのトマチンを
含み、完熟するに従いトマチンが減少するのかが
明らかにされている。
昆虫類は一般に若い実の間に皮を食い破り、実に
入り込むことが多いが、トマチンは昆虫類が嫌う
成分であることが突止められた。
実(身)を守るためにトマチンを備えているのだ。
摂取した場合に半数が死ぬとされる指標の半致死
量は、人間では半熟の実30数個となっている。
決して低い毒性ではないから青い部分は避けて
赤い完熟部分を選ぶことだ。
だが、トマチンはLDLコレスレロールを下げる効果を
備えているというからと言って無理に食べないこと。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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