韓国では空気が乾燥するため加湿器は必需品で
あり、水に殺菌剤を混ぜることが一般化している。
台所用品大手の「オキシー・レキット・ベンキーザー」
社の製造販売する製品は、何かが何処の家庭にも
存在するとされる程一般家庭に入り込んでいる。
この会社やスーパー大手「ロッテマート」、「ホーム
プラス」などは、韓国のSKケミカルが開発し、人体に
有害性を備えるとされていた薬剤を原料にした殺菌剤を
最長で約10年間販売し続けて来た。
この間に、殺菌剤を吸い込んで肺胞が硬化する
「線維化」を発症し、呼吸困難に陥る患者が続出し、
多くの死者を含め1500人の死傷者が出た。
薬剤が危険性を備えていることが表面化してから
5年間、オキシ―社はソウル大の医学部教授に
依頼してねつ造した健康被害との因果関係は『明確
ではない』とした報告で世間を欺き、政府も事態を放置。
このほど、やっと検察が本格調査に着手した。
潜在的な被害者は200万人を越えるとされ、呼吸器
疾患でわが子を失った親の怒りが沸騰している。
「第2のセウォル号事件」として韓国内は騒然としている。
国内ではオキシ―社製品の不買運動も勢いを増す。
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