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2016年5月16日月曜日

水温上昇でサンゴの白化現象が進む

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
江波山桜



日本の海水域で生息するサンゴの北限は潮岬

当りとされているが、海水温の上昇で暖海域の

魚と同様に、北上が進んでいるのだろう。

サンゴは温かい程,活発に繁殖する性質を備え

いるかと思えば、現実は全く逆だ。

海水温が1度以上上昇している沖縄近海では

サンゴの白化が進み、一部海域では枯死して

しまって全く見られない海域もでているとか。

世界最大のサンゴ礁と言えば、オーストラリア

東岸に横たわるグレートバリアリーフだが,ここの

一部のサンゴは水温の上昇に対する適応力を

備えていることで知られている。

衛星による観測調査の結果、一部のサンゴは

水温が上昇し始めると少しづつ白化し始めて、

収まれば元に戻るストレス対応の耐性を習得する。

しかし、研究結果によれば、海面水温が現在より

更に0.5度上昇した場合は、グレートバリアリーフ

サンゴ礁で、大規模な白化現象が急速に進む

可能性があると報告されている。

過去30年間の平均海面水温が2℃上昇した場合

サンゴは防御機能を失い,白化が進むと警告する。

日本近海では既に夏季には2℃以上の海面水温の

通常化しているためサンゴにとっては危機的環境だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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