ページ

2016年5月24日火曜日

庶民も気がかりな「パナマ」問題

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ナラノヤエザクラ



5月26~27日、伊勢志摩で「G7伊勢志摩サミット」が

開催され、主要議題の一つに「パナマ文書」問題が

取上げられることになっている。

税負担の公平・透明化に">備えて、課税逃れのための

資産隠しや投資のために利用されているタックス

ヘイブンが討議される。

一般庶民にとっては不公平感の解消こそが、古来

変わらない切なる願いである。

最近になって、もう一つの庶民にとって気がかりな

「パナマ問題」は、バナナが食卓から消える恐れが

急速に広がっていることだ。

バナナの木がカビの一種である病原体によって

枯れてしまう「新パナマ病」と呼ばれる病気がある。

100年余り前に中米のパナマ周辺で確認されて後、

世界中に感染が広がり、当時、栽培されていた

バナナはほぼ絶滅。

その後に、パナマ病に耐性を備えたバナナが開発

されて順調に流通していた。

だが、最近になって強い感染力を持つ「新パナマ

病」が新たに現れ、世界中に広がっている。

国連食糧農業機関(FAO)の発表では、「新パナマ

病」が1990年に台湾で見つかって以来、中国大陸や

東南アジアに広がり、日本が輸入するバナナの90%

近くを占めるフィリピンのミンダナオ島でも感染が拡大。

既にバナナの木の2割が感染しているが、有効性を

備えた防御手段が見つかっていないため、食卓から

バナナが消えるのではないかと心配が広がる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: