アルツハイマー病は、加齢とともに脳
内神経原線維の神経細胞が寿命を迎え
働きを失い、細胞を構成するタンパク
質が凝集することで発症する。
発症には、アミロイドβタンパク 質
(Aβ)と呼ばれるタンパク質が凝集した
老人斑により発症するケースがある。
これとは別に、神経細胞のなかで線維
状構造物が蓄積した神経原線維変化の
「タウ」と呼ばれるタンパク質によるもの。
脳内細胞に存在する「タウ」というタン
パク質のうち、脳内に蓄積しやすい
タイプのタウが増えるとアルツハイマー
病になりやすことも判っている。
この程、京都府立医大の研究チームは
アルツハイマー病かどうかを、腕から
採取した血液で診断できる手法を開発。
脳内に蓄積しやすいタイプのタウは
脳から血中にはごく微量しか移行しない
ため、測定が難しかった。
研究チームは、タウに結合する抗体が
目印になることを利用し、特殊な分析
機器を導入して血中のタウを従来の
千倍の感度で検出できるようにした。
これまでの脳脊髄液から検出する方法は
危険性や困難さなどを備えていたが、
腕からの採血で検査可能と簡便になった。
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