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2017年9月21日木曜日

アルツハイマー病診断が簡便に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
桔 梗



アルツハイマー病は、加齢とともに脳

内神経原線維の神経細胞が寿命を迎え

働きを失い、細胞を構成するタンパク

質が凝集することで発症する。 

発症には、アミロイドβタンパク 質

(Aβ)と呼ばれるタンパク質が凝集した

老人斑により発症するケースがある。

これとは別に、神経細胞のなかで線維

状構造物が蓄積した神経原線維変化の

「タウ」と呼ばれるタンパク質によるもの。

脳内細胞に存在する「タウ」というタン

パク質のうち、脳内に蓄積しやすい

タイプのタウが増えるとアルツハイマー

病になりやすことも判っている。

この程、京都府立医大の研究チームは

アルツハイマー病かどうかを、腕から

採取した血液で診断できる手法を開発。

脳内に蓄積しやすいタイプのタウは

脳から血中にはごく微量しか移行しない

ため、測定が難しかった。

研究チームは、タウに結合する抗体が

目印になることを利用し、特殊な分析

機器を導入して血中のタウを従来の

千倍の感度で検出できるようにした。

これまでの脳脊髄液から検出する方法は

危険性や困難さなどを備えていたが、

腕からの採血で検査可能と簡便になった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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