草むらなどに生息していて、吸血する
前の大きさは約3~4mm程度のマダニ。
だが、マダニは恐ろしいSFTS(重症熱性
血小板減少症候群)ウィルスを持っていて、
マダニにかまれて、SFTSに感染すると、
6日から2週間ほどの潜伏期間を経て、
発熱や全身のだるさ、吐き気などの
症状が出て、高い比率で死に至ることも。
過去5年間で、マダニ感染症を発症した
人は266人で、うち57人が死亡している。
現在のところ、有効な治療法はないため
致死率も高く、日本では21%。
日本にいるマダニとは種類が異なる
ことが確認された中国では、致死率は
7・3~12・2%、また韓国では46%と高い。
日本国内での感染者は、宮崎県の43人が
最も多く、以下高知県・鹿児島県26人、
山口県・愛媛県23人と続くが、石川県
以北には感染は拡大していない。
2016年夏には、野良猫を病院に連れて
行く際に猫に噛まれてSFTSを発症し、
死亡するケースが発生した。
マダニは、猫だけでなくイヌやシカなど
草むらに入る動物に取り付いて吸血し、
2度の脱皮を経て成長する。
ペットに取り付いたマダニがSFTSウィ
ルスを持っていた場合は、ペットを
介在してSFTSを発症するリスク高まる。
5~8月は、マダニが活発に活動するため
草むらに入る際は、マダニに備えて肌を
露出しないことと、事後に衣服を払う
ことが肝要だ。
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