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2017年9月5日火曜日

殺人ダニ マダニはペットにも寄生

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
親子鹿



草むらなどに生息していて、吸血する

前の大きさは約3~4mm程度のマダニ

だが、マダニは恐ろしいSFTS(重症熱性

血小板減少症候群)ウィルスを持っていて、

マダニにかまれて、SFTSに感染すると、

6日から2週間ほどの潜伏期間を経て、

発熱や全身のだるさ、吐き気などの

症状が出て、高い比率で死に至ることも。

過去5年間で、マダニ感染症を発症した

人は266人で、うち57人が死亡している。

現在のところ、有効な治療法はないため

致死率も高く、日本では21%。

日本にいるマダニとは種類が異なる

ことが確認された中国では、致死率は

7・3~12・2%、また韓国では46%と高い。

日本国内での感染者は、宮崎県の43人が

最も多く、以下高知県・鹿児島県26人、

山口県・愛媛県23人と続くが、石川県

以北には感染は拡大していない。

2016年夏には、野良猫を病院に連れて

行く際に猫に噛まれてSFTSを発症し、

死亡するケースが発生した。

マダニは、猫だけでなくイヌやシカなど

草むらに入る動物に取り付いて吸血し、

2度の脱皮を経て成長する。

ペットに取り付いたマダニがSFTSウィ

ルスを持っていた場合は、ペットを

介在してSFTSを発症するリスク高まる。

5~8月は、マダニが活発に活動するため

草むらに入る際は、マダニに備えて肌を

露出しないことと、事後に衣服を払う

ことが肝要だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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