福岡県と大分県を中心とする九州北部で
2017年(平成29年)7月5日から6日にかけ
集中豪雨が発生し、朝倉市では1時間
雨量が100mmを超え、24時間雨量が
過去最高の545・5mmに達し、洪水や
土砂崩れ、土石流の発生などで大きな
被害が発生した。
集中豪雨の原因は、豪雨をもたらす
積乱雲が線状に一列に並んで次々と
やってくるバックビルディング(後方
形成)現象により、線状降水帯が形成
されたことによる。
線状降水帯が形成される条件として、
専門家は、①暖かく湿った空気が継続
的に流入し、②山の斜面や冷たい前線
との衝突で、湿った空気が上空に持ち
上げられて、③数千メートル以上に、
冷たい空気が存在し、対流で強い上昇
気流が生まれる状態であること。
こうした不安定な大気の状態で、積乱
雲が発生し、更に④上空で一定方向に
風が吹いていて、発生した積乱雲を一定
方向に押し出すことで、長時間にわたり
豪雨が続く線状降水帯が生み出される。
これらの条件が揃うのは、積乱雲が
形成される時期であれば全国どこにでも
発生する可能性がある。
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