人口密度の高い東京都区内で、最近ハクビ
シンの出没が頻繁になっているとのニュース。
東京都の報告では、2005年に捕獲されたハク
ビシンは年間205頭だったが、2016年には
736頭にまで増えアライグマの599頭を上回る。
大田区や目黒区などでは、半年間に20~30
頭も捕獲されてるとの報告も。
どこで食料を得て、どこをねぐらにしているの
かと疑問に思うが、都会でゆったりと生活が
出来る適応性を備えてしまっているらしい。
雑食で、特に果物が好物というが、カキや
ミカンなどの果物他、小動物や昆虫なども
食べ、野菜類も食べるので、家庭菜園の敵だ。
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳
類で、本州の東部と四国に主に生息。
手足の指の数は5本で、木登りが上手な特性を
備えているため、街路樹だけでなく、軒の
雨樋などを登って、容易に屋根裏にも侵入する
ことができ、糞尿などで被害が続出している。
関西では、アライグマが幅を効かせており、
ハクビシンと同様に雑食性で、野菜畑を荒らす
だけでなく、サワガニや魚、昆虫、カエル
なども食べるアライグマ科の哺乳類。
やはり、木登りが得意で、国宝建造物の柱を
爪で傷つけたり、格子を破ってお堂や棟の
中に侵入してねぐらにしていたことで、一気に
問題化して、最近ではラスカルのイメージも
薄れ、備えていた可愛いの印象から悪さをする
害獣のイメージが強まってしまっている。
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