火星のアメリカ地表で活躍中の航空宇宙局
(NASA)の多目的探査機「マーズ・リコネッ
サンス・オービター」が備えている高解像度
カメラ「HiRISE」が捉えた画像の解析から、
不純物が含まれない採掘が可能な氷の層の
存在が明らかになった。
氷床は地下1m辺りから見られ、最大で地下
100m以上の深さまで広がると推定。
氷の推定埋蔵量は不明ながら、調査チームは
地表近くに存在する氷は実際に露出している
面積よりさらに広範囲に及ぶと推測している。
この氷は元は雪であり、何百万年もかけて
降り積もったものだとし、氷には不純物は
含まれていないと推測している。
NASAの探査機「マーズ2020」は地中探査レー
ダーを備え、謎に包まれた火星の地層の上部を
調べることが可能だ。
また、2020年に打ち上げを予定している欧州
宇宙機関(ESA)の火星探査計画エクソマーズも、
地表から2mまでの土壌を採掘できるドリルを
備えた探査機だ。
氷の存在は、水やエネルギー源となる水素の
確保が可能となり、未来の火星への滞在型の
旅行や移民の可能性の夢を確かなものにする。
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