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2018年11月22日木曜日

ナメクジやカタツムリ食べて脳に寄生虫

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
稔り 山田錦



カタツムリの殻を取ったらナメクジと、子供の

世界で話題になるが、カタツムリは巻貝の

仲間で、殻を取ると死んでしまう。

だが、両者ともに、広東住血線虫という怖い

寄生虫の感染源となる。

オーストラリアで少年がふざけてナメクジを

食べて、寄生虫が体内に入った後、脳に侵入し

髄膜炎を発症して昏睡状態になった。

1年以上にわたる昏睡状態の後、意識が回復

したが、脳に重い障害が残って身体がマヒ。

24時間介護が必要な状態が8年間も続いた

後に、死亡した。

少年を死に追いやったアジア原産の広東住血

線虫は現在、アフリカやカリブ海諸国、米国

南部などでも見られるが、温暖化に伴い北上

傾向があると専門家は警告

広東住血線虫はカタツムリやナメクジの仲間に

寄生し、鳥を始め、魚などの多くの動物の餌に

なり、食材として人の体内に侵入する。

カタツムリやナメクジの這った後に残る粘着物

にも寄生虫が存在する可能性があるので、

野菜などを生で食べるときは安全性に備えて

よく洗うことが必要だ。

ナメクジを生で口に入れることは論外だが、

カタツムリは勿論、カエルや淡水性のカニや

エビを生で食べることは危険で、米疾病対策

センター(CDC)は、こうした食材は寄生虫の

危険性除去に備え、少なくとも3分間茹でるか、

食材内部の温度を最低74℃まで上昇させた

状態で15秒間以上維持することが必要と忠告。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  健康と安心のメタボへの備えは?










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