カタツムリの殻を取ったらナメクジと、子供の
世界で話題になるが、カタツムリは巻貝の
仲間で、殻を取ると死んでしまう。
だが、両者ともに、広東住血線虫という怖い
寄生虫の感染源となる。
オーストラリアで少年がふざけてナメクジを
食べて、寄生虫が体内に入った後、脳に侵入し
髄膜炎を発症して昏睡状態になった。
1年以上にわたる昏睡状態の後、意識が回復
したが、脳に重い障害が残って身体がマヒ。
24時間介護が必要な状態が8年間も続いた
後に、死亡した。
少年を死に追いやったアジア原産の広東住血
線虫は現在、アフリカやカリブ海諸国、米国
南部などでも見られるが、温暖化に伴い北上
傾向があると専門家は警告。
広東住血線虫はカタツムリやナメクジの仲間に
寄生し、鳥を始め、魚などの多くの動物の餌に
なり、食材として人の体内に侵入する。
カタツムリやナメクジの這った後に残る粘着物
にも寄生虫が存在する可能性があるので、
野菜などを生で食べるときは安全性に備えて
よく洗うことが必要だ。
ナメクジを生で口に入れることは論外だが、
カタツムリは勿論、カエルや淡水性のカニや
エビを生で食べることは危険で、米疾病対策
センター(CDC)は、こうした食材は寄生虫の
危険性除去に備え、少なくとも3分間茹でるか、
食材内部の温度を最低74℃まで上昇させた
状態で15秒間以上維持することが必要と忠告。
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