2007年から、海洋研究開発機構や東京大学
などの研究グループが、海底探査船「ちきゅう」を
使って和歌山県沖の海底を掘削する調査を行って
おり、これまでに海底の下3058mまで掘り
下げることに成功している。
13回目となる今回は、2018年10月から紀伊半島
沖約75kmの場所で、これまでで最も深い、
海底の下およそ5200mの場所まで掘り下げる。
この地点は1944年(昭和19年)の東南海地震や
1946年(昭和21年)の南海地震の震源域で、
陸のプレートの下にフィリピン海プレートが
沈み込んでいる南海トラフとなっている。
プレートの沈み込みで、境界付近の陸側の
岩盤にはひずみが溜まっているため、この
付近の岩石を掘削して採取して、その岩石を
分析することで、岩盤がどれほどの大きさの
ひずみに耐えられるかなどを調査する予定。
また、掘削した穴の中に圧力計などの観測
機器を設置することも検討していて、巨大
地震発生の予測精度を高めることが期待される。
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