沖縄県では、9月11日に「インフルエンザ
警報」が発令された。
例年に比べれば、以上に速い警報発令だ。
夏最中の8月19~25日の週(35週)で定点
当りの患者数が13・21人、翌36週には20・
31人に、そして9月2~8日の37週には一気に
34・10人に跳ね上り、警報の発令となった。
沖縄県では、ほぼ常に定点当り1人を上回る
患者の報告があるが、今年は季節性インフル
エンザとしては例年を大きく上回っている。
また、この理由は判らないという。
国立感染症研究所の速報では、第38週(9月
16日〜22日)の全国のインフルエンザ患者
報告数は5716人で、定点あたり1・16人に。
過去3年の同時期の定点当りの報告数は、
0・14(2018年)、0・18人(2017年)、0・12人
(2016年)なので、10倍前後の流行状況。
最近の4週間で検出されたウィルスの型は、
AH1pdm09(73%)、AH3 亜型(17%)、
B 型(10%)の順となっている。
インフルエンザA型は「H1N1」と「H3N2」の
2種類だが、常に微妙に構造を変えるため、
夏にインフルエンザ「H1N1」で発症し、冬に
ウィルスが少し変化した「H1N1」で再び発症と
いったことも起こり得るだけでなく、他の
タイプの「H3N2」やB型にかかることもあり、
年に2~3回インフルエンザを発症することも
珍しくなくない。
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