10月6日3時、南鳥島近海で熱帯低気圧が
台風19号となり西進し本土を窺う。
7日9時には、アリアナ諸島に在って、気圧は
1000hPaから965hPaへと1日で急速に発達。
1日後の、8日9時には915hPaへと更に急速な
発達をして、大型で猛烈な台風に変身。
2日余りで、85hPaも気圧が下がる急成長。
最大風速は55m/s、瞬間最大風速は75m/sの
猛烈な勢力を保って本州に接近。
風速25m/s以上の暴風域が直径650Km,
風速15m/s以上の強風域が直径1300Kmにも
及ぶ大型台風となって、12日に最接近。
想定される上陸地点が、静岡県付近とされた
ことから、1200人の死者を出した狩野川台風
(1958年)の再来かと、緊張が走った。
台風は、本体の北方と東側に豪雨帯を伴って
いたため、12日の早朝、6時には関東甲信
地方に大雨警報が出され、その後15時30分に
群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、
長野県、静岡県に大雨特別警報が出された。
20時前には新潟県、栃木県、茨城県、福島県、
宮城県にも大雨特別警報が発令された。
台風は、19時前に伊豆半島に上陸。
21時には、川崎付近を時速40Kmで通過。
中心気圧は、960hPa、最大風速は40m/s、
瞬間最大風速は55m/sで、北北東へ進む。
22時に、松戸市付近、23時には水戸市西方
30Km付近を時速45Kmと速度を速めて進む。
13日0時には、日立市付近を北東に進み、
大平洋へ抜け、13日6時ごろには宮古市東方
130Kmの太平洋上を北東に進み、中心気圧は
975hPa、最大風速は30m/s、瞬間最大風速は
45m/sの勢力を保つ。
13日の夜明けとともに、関東から東北地方の
各地の河川で堤防の決壊や越水による被害が
明らかになり、「氾濫発生情報」が発表された
関東甲信と東北で河川は14河川に及んだ。
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