田畑や原野の草叢などに生息するマダニに
咬まれて感染するマダニ感染症[日本紅斑熱]に
より10月に入って滋賀県と茨城県で相次いで
死者が出た報告が出された。
病原体のリケッチアを媒介するマダニは、日本の
広範囲に生息するが、これまで日本紅斑熱の
発症者確認例は、2013年1月に国内の患者が
初めて確認されて以降、2019年9月25日現在
474人だった。
患者の居住地は、西日本を中心に集中しており
石川県と三重県が北限で、東京都で例外的に
1人が確認されているほか、滋賀県では患者の
確認はなかった。
ところが、10月9日に滋賀県近江八幡市で
9月14日に50代の男性の日本紅斑熱症による
死亡が判明した。
日本紅斑熱の発症は、滋賀県を含むラインが
北限と見えた矢先の10月12日に茨城県土浦市で
発症し、21日に死亡したことが確認された。
その後の検証調査で、山林に入り、マダニに
腹部を咬まれて感染したことが判明した。
一気に、日本紅斑熱症による死者が関東圏に
飛び火したことから、温暖化などの影響に
よるものか、病原体のリケッチアを備えた
マダニの生息地が中部から関東へと拡大して
いる可能性が高まっているので注意が必要だ。
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