1年前に岐阜県で見つかった豚コレラが、
中部地方を中心に感染が拡大していたが小康
状態が続き、封じ込めに期待が掛かっていた。
政府は、豚コレラの発生地である岐阜、愛知、
三重、福井の4県を国内への感染拡大阻止に
備えた防衛ラインとして全力を挙げて来た。
だが、突如、9月13~14日に埼玉県秩父市の
養豚場と長野県塩尻市の県畜産試験場で
新たな感染が見つかった。
更に、17日朝には秩父市の養豚場から約5Km
離れた埼玉県小鹿野町の養豚場で感染している
豚が見つかって衝撃が走った。
県は、感染拡大防止に備え、13日の1例目から
半径10Km圏内を、出荷検査を厳格化するなど
搬出制限区域を設定。
また、区域内の2カ所の養豚場には、異常の
有無の報告指示をしていたが、その時点では
「異常はみられない」としていた。
だが、僅か3~4日後に感染が判明したことで、
県の監視態勢の甘さが指摘されている。
国内の養豚の一大産地である関東への感染
拡大で、政府は新たな対応を迫られる。
感染拡大阻止には、ワクチン接種しかなく
ワクチン接種をすれば、豚コレラ汚染国と
認定され、豚肉製品の国際流通には大きな
制約を受けることになる。
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