海域の活断層については、陸地と比べると
調査が進んでおらず、実態がまだ十分に解明
されていないので、地震調査委員会は今回、
最新の調査や研究結果をもとにして、海域の
活断層の評価を公表し、今後、日本海南西部の
海域の活断層についても評価を進める方針。
活断層の調査は、できた地層のずれなどを
確認し、過去の地震の規模やメカニズム、
発生間隔を分析する。
陸地では、断層を横切るようにトレンチを
掘って地層を直接観察したり、ボーリングや
人工的な振動をもとに地下の構造を調査する。
一方、海域の活断層は地層のずれが海底にあり、
直接観察することができないため、断層の状況を
把握するのが難しく、詳細な分布は不明確に。
東日本大震災後には、海域の活断層が多い
日本海側を中心に調査が進められている。
東京大学などが中心となった[日本海地震・
津波調査プロジェクト]では2020年度までの
8年間にわたり、沖合から沿岸域にかけて
広域の調査を実施した。
船に積んだ[エアガン]と呼ばれる特殊な装置で
振動を発生させ、海底から跳ね返ってきた
反射波を計測することで海底の構造を調べ、
未知の断層を突き止めた。
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