アメリカ食品医薬品局は、1月6日に日本の
[エーザイ]とアメリカの[バイオジェン]が
共同開発したアルツハイマー病の新しい
治療薬の[レカネマブ]を承認したと発表。
FDAは、研究グループが行ったおよそ850人を
対象にした中間段階の治験で、この薬を
投与された患者の脳から[アミロイドβ]を
減らす効果が示されたと評価した。
今回の承認は、深刻な病気の患者に対し、
より早く治療を提供する[迅速承認]という
仕組みで行われた。
エーザイは、最終段階の治験のデータを基に、
速やかに完全な承認申請に向けて努力をする。
アルツハイマー病発症のメカニズムでは、
発症した患者の脳では[アミロイドβ]と
呼ばれる異常なたんぱく質がたまっていて、
これによって神経細胞が壊れるとされている。
承認された[レカネマブ]は[アミロイドβ]が
固まる前の段階で人工的に作った抗体を
結合させて取り除こうというもの。
これにより、神経細胞が壊れるのを防ぎ、
病気の進行そのものを抑える効果がある。
だが、壊れてしまった神経細胞を再生させる
ことはできないため、発症する前の[軽度
認知障害]の段階や、発症後、早期に投与
することが重要だとされている。
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