東京から南へ約1200Km、太平洋戦争で
激戦地となった硫黄島。
長さ約8・5キロ、幅4・5キロの細長いくさび状の
形の島火山島で、島の各所で水蒸気が立ち上り
地下の火山活動が活発な熱い島。
調査によると、硫黄島は数十万から10万年前
には、大型の富士山のような成層火山だった。
その後に、大規模な噴火を起こして、地下に
あったマグマが放出され、空洞となった部分が
陥没して中央部に直径約10キロのカルデラに。
約2700年前に再び大規模な噴火があり、水中で
溶岩や火砕流が噴出。
その後、800年前までにカルデラの外側で
数回の噴火があり、島の南部の摺鉢山が誕生。
硫黄島は、海底カルデラの直径40 km、高さ
約2000 mの大規模な複成火山の頂部に存在。
カルデラ形成されて後に、地下にマグマが
たまって地盤を押し上げる[再生ドーム]という
現象で、隆起が始まり現在も続く。
その隆起のスピードは、世界でも類を見ない
1年間に1mにも達する場所もある。
硫黄島は,1889 年以来小規模な水蒸気爆発が
15 回以上発生している非常に活発な火山島。
2020年2月28 日19 時48 分に、阿蘇台陥没孔で
ごく小規模な噴火が発生し、噴煙が400m以上の
高さまで 上がっている。
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