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2023年1月6日金曜日

日本海南西部の大地震 海域活断層対象の評価

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東 大 寺  公慶道



政府の地震調査委員会は、中国地方から九州

北部にかけての日本海南西部にかけての沿岸で

起きる大地震について、海域の活断層を対象に

した評価を初めて公表した。

この地域では、37の活断層が認められ、今後

30年以内にM7以上の大地震が起きる確率は

全体で10%前後に上るとしている。

今回、鳥取県沖から長崎県沖にかけての日本海

南西部を対象に、海域にある長さ20キロ以上の

活断層の評価結果を初めて公表した。

▽鳥取県沖と島根県東部沖の「東部区域」で11、

▽島根県西部沖と山口県北方沖の[中部区域]で17、

九州北方沖と九州北西沖の[西部区域]で9。

それぞれの地域ごとに今後30年以内にM7以上の

大地震が起きる確率を推計した結果、

▽東部区域で3%から7%、

▽中部区域で3%から6%、

▽西部区域で1%から3%で、

全体としては8%から13%になると評価。

ただ、海域では調査データが限られているため、

過去の地震の発生間隔などは大きな誤差を

含んでいるうえ、深さ5キロから10キロ程度では

評価できていない活断層が存在する可能性もあり、

わずかな時間で津波が到達するおそれもある

ことから、更なる調査や研究が望まれると指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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