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2023年4月27日木曜日

鶏インフル 感染大規模化でヒトへの感染懸念も

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ マ ザ ク ラ



鳥インフルエンザウイルス[H5N1]型による

大規模な感染拡大は、世界規模で発生。

多くのニワトリの感染発生は、それだけ動物や

ヒトとの接触機会が増加したことになる。

世界保健機関(WHO)は、2月24日にカンボジアで

11歳の女の子が鳥インフルエンザウイルス

[H5N1]型に感染したと発表した。

WHOは、2003年から2023年2月25日までに、

21か国で873人が[高病原性]鳥インフルエンザ

ウィルスに感染し、458人が死亡したとする。

致死率は52%と、感染が確認された半数以上が

死亡している高い致死率を持つ。

[H5N1]型のウイルスは、2022年に米国で野生の

クマやキツネなどで感染が確認された。

ペルーでは、このウィルスで過去数か月に、

アシカ数百頭が海岸で死んだ。

スペインでは、ミンク飼育場でミンクから

ミンクへの感染が疑われる集団感染が発生。

日本でも、2022年3月と4月に札幌市で回収

されたキタキツネの死体と、衰弱したタヌキ

から[H5N1]型のウイルスが検出された。

ウィルスに感染して死んだカラスを食べた

ために、ウィルスに感染したとされている。

専門家は、鳥のインフルエンザウイルスの

感染が野生の哺乳類で定着する中で、

ウィルスが哺乳類で広がりやすく変異して

人に感染するような状況にならないか、

監視する必要があると強調している。

WHOは、家禽類に触れた中国の56歳女性が

鳥インフ[H3N8型]に感染し、死亡したと発表。

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