日本海東縁部では、プレート境界が南北方向 に
分布する何条かの断層・褶曲帯に対して、
プレート相対運動に伴う東西方向から の
圧縮力を受けて地震が発生する。
*新潟県北部沖の地震
過去の新潟県北部沖で発生したM7・5以上の
大地震については、地震観測および歴史記録
からは1964年新潟地震が唯一知られている。
この地震の規模はM7・5、最大震度は5を観測。
津波の高さは震源域付近の日本海沿岸・佐渡の
両津湾で約3~5mを記録。
*佐渡島北方沖
歴史記録からはM7・5以上の大地震は知られて
いないが、佐渡海嶺北部から南部にか けての
複数の地点で採取された地震性堆積物の履歴、
および分布する地殻短縮量の大 きさより、
過去に500~1000年程度の平均間隔で、佐渡島
北方沖の地震が繰り返し発生した可能性がある。
*過去の地震の履歴から推定される平均活動間隔。
各領域における評価対象地震の平均活動間隔。
*北海道北西沖 平均活動間隔は3900年程度
*北海道西方沖 平均活動間隔は1400~3900年程、
*北海道南西沖、及び青森県西方沖における
平均活動 間隔は500年~1400年程度、
*秋田県沖、及び山形県沖と新潟県北部沖に
おける平均活動間 隔は1000年程度以上、
*佐渡島北方沖 平均活動間隔は500~1000年程度
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