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2023年4月19日水曜日

日本海東縁部の地震活動の長期評価 (3ー3)

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤマザクラ



日本海東縁部では、プレート境界が南北方向 に

分布する何条かの断層・褶曲帯に対して、

プレート相対運動に伴う東西方向から の

圧縮力を受けて地震が発生する。

*新潟県北部沖の地震

過去の新潟県北部沖で発生したM7・5以上の

大地震については、地震観測および歴史記録

からは1964年新潟地震が唯一知られている。

この地震の規模はM7・5、最大震度は5を観測。

津波の高さは震源域付近の日本海沿岸・佐渡の

両津湾で約3~5mを記録。

*佐渡島北方沖

歴史記録からはM7・5以上の大地震は知られて

いないが、佐渡海嶺北部から南部にか けての

複数の地点で採取された地震性堆積物の履歴、

および分布する地殻短縮量の大 きさより、

過去に500~1000年程度の平均間隔で、佐渡島

北方沖の地震が繰り返し発生した可能性がある。

*過去の地震の履歴から推定される平均活動間隔。

各領域における評価対象地震の平均活動間隔。

*北海道北西沖 平均活動間隔は3900年程度

*北海道西方沖 平均活動間隔は1400~3900年程、

*北海道南西沖、及び青森県西方沖における

 平均活動 間隔は500年~1400年程度、

*秋田県沖、及び山形県沖と新潟県北部沖に

 おける平均活動間 隔は1000年程度以上、

*佐渡島北方沖 平均活動間隔は500~1000年程度

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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