韓国国内には、日本統治時代に活発に行はれた
植樹活動と共に、各所に日本原産の木々が
植えられソメイヨシノも植樹されている。
韓国大統領府にも、植樹され、毎年美しい
姿を見せて親しまれているようだ。
だが、最近韓国内では、各地に多く植樹されて
いる日本産のソメイヨシノを切って、韓国の
済州産の王桜に植え変えようという運動が、
全国的に展開されている。
反日の[NOジャパン]運動では、大木に育った
日本時代の木々を切り倒す活動が活発化。
日本のソメイヨシノは、江戸時代末期から
明治にかけて、東京都豊島区駒込あたりに
あった染井村で、エドヒガンとオオシマ
ザクラの品種を改良して創り出された[F1]の
桜の品種が全国的にひろまったもの。
済州王桜は、済州に赴任したフランス人神父が
1908年に漢拏山の観音寺に自生している
王桜を発見し、学会に報告したのが切っ掛けで
世界に広まり、日本人の植物学者が、これを
日本のソメイヨシノの原種だと言ったことから
韓国では、日本のソメイヨシノは韓国が原産と
する説が幅を利かせるようになった。
韓国人も、全国に咲き誇るソメイヨシノを
韓国の美しいい櫻花として誇りとし、日本の
ソメイヨシノは、韓国から渡ったものと誇った。
長く続いた論争も、遺伝子配列の分析から
済州王桜は、日本のソメイヨシノとは異種で
あることが証明され、2018年には、韓国の
国立樹木園が遺伝子分析を行った結果、済州
王桜と日本のソメイヨシノは違う種だとし決着。
韓国山林庁は、二つの種を区別するため、
日本のソメイヨシノを[王桜]と、済州島の
王桜は[済州王桜]とそれぞれ表記。
なお、、日本のソメイヨシノの父系はオオ
シマザクラで、母系がエドヒガンサクラだが、
済州王桜の母系はエドヒガンで、父系は
オオヤマザクラだと判明している。
そして、両国を巡る桜劇場の3幕目は[王桜]を
伐採し、[済州王桜]に植え替える運動の登場。
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