4月11日に開かれた政府の地震調査委員会は、
2年以上にわたり活発な活動続く石川県能登
地方での地震について評価をまとめた。
2020年12月以降地震活動が活発化する傾向が
続いていたが、2022年6月にM5・4の地震が
発生して、珠洲市で震度6弱の揺れを観測。
地面が隆起する地殻変動も観測され、政府の
地震調査委員会は22年7月、地下深くにある
[流体]が関わっている可能性があるとした。
2020年12月から23年4月10日の朝までに
震度1以上の地震が306回発生し、このうち
震度3以上が45回観測された。
一連の地震の震源を再解析した結果、当初の
やや深い場所から次第に浅い場所へと移動して
いたほか、地殻変動のデータからは範囲が
次第に狭くなっていたことが確認された。
これらのことから、地震調査委員会は[今回の
活動には流体の移動が関与している可能性が
ある]とする評価をまとめた。
そのうえで、[一連の地震活動は当分続くと
考えられ、今後も強い揺れに注意が必要だ]とし、
正体がおぼろげながらみえてきたが、現在の
地震学では将来何が起こるか決定的なことは
言えないとした。
3月29日には、北緯 37.5度、東経 137.3度の
同地点を震源とする震度3の地震が3回発生。
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