大阪・ミナミの繁華街を流れる道頓堀川は、
川底の汚泥から、ブクブクと泡が上がり、
悪臭が漂うほどにまで水質汚染がひどかった。
これでは、川を掘削した安井道頓さんに申し
訳ないと水質浄化に取組み、2003年(平成15年)
には、琵琶湖から道頓堀川と土佐堀川に
[イケチョウ貝]を移植し、真珠養殖が始まった。
2005年には、真珠が採集されて、イケチョウ
貝養殖作戦は成功した。
その後も、水質浄化への取り組みが進められて
2021年には、多くの小魚が目撃され、また
これを狙うブラックバスやブルーギルも
確認されていた。
2022年11月に、大阪動植物海洋専門学校と
大阪府立環境農林水産総合研究所も協力して
噂が立っていた道頓堀のウナギ調査を実施。
結果、戎橋付近など3ヶ所に[もんどり]14個を
仕掛けて、11匹の絶滅危惧種に指定されている
ニホンウナギが捕獲された。
穫れたウナギは、川魚独特の臭みもなく、
淀川だけでなく、市中の堀でも食用の品質を
備えたウナギが数多く穫れて、ミナミにかば
焼きの匂いが立ち込める日が来ることを期待。
これまで二ホンウナギは生息しないとされた
北海道でも、2022年7月に専門家によって
北海道南西部の川で生息が確認されている。
理由として、黒潮の流れが強まって北上した
ことや海水温の上昇が挙げられている。
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