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2023年4月29日土曜日

ミナミの道頓堀川でウナギが穫れた

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
啓 翁 桜



大阪・ミナミの繁華街を流れる道頓堀川は、

川底の汚泥から、ブクブクと泡が上がり、

悪臭が漂うほどにまで水質汚染がひどかった。 

これでは、川を掘削した安井道頓さんに申し

訳ないと水質浄化に取組み、2003年(平成15年)

には、琵琶湖から道頓堀川と土佐堀川に

[イケチョウ貝]を移植し、真珠養殖が始まった。

2005年には、真珠が採集されて、イケチョウ

貝養殖作戦は成功した。

その後も、水質浄化への取り組みが進められて

2021年には、多くの小魚が目撃され、また

これを狙うブラックバスやブルーギルも

確認されていた。

2022年11月に、大阪動植物海洋専門学校と

大阪府立環境農林水産総合研究所も協力して

噂が立っていた道頓堀のウナギ調査を実施。

結果、戎橋付近など3ヶ所に[もんどり]14個を

仕掛けて、11匹の絶滅危惧種に指定されている

ニホンウナギが捕獲された。

穫れたウナギは、川魚独特の臭みもなく、

淀川だけでなく、市中の堀でも食用の品質を

備えたウナギが数多く穫れて、ミナミにかば

焼きの匂いが立ち込める日が来ることを期待。

これまで二ホンウナギは生息しないとされた

北海道でも、2022年7月に専門家によって

北海道南西部の川で生息が確認されている。

理由として、黒潮の流れが強まって北上した

ことや海水温の上昇が挙げられている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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