2022年10月上旬から、感染拡大が始まった
第8波は、新型コロナウィルスの変異種である
オミクロン株亜種[BA.5]を中心に猛威を振るった。
2023年の年明け早々、6日には1日の新規感染者
数が24万6751人に達し、1月11日までの1週間の
平均新規感染者数が18万1980人を記録した
第8波は、その後緩やかに新規感染者数が減少。
3月22日までの1週間平均6231人を底に、その後
わずかながらも新規感染者数が増加に転じた。
4月7日には、前の週との比較で1・03倍と、
2週連続で前の週を上回ることが確認され、
感染拡大が進んでいることが明らかになった。
4月20日には、厚生労働省の専門家会合が開かれ、
新規感染者数は全国的に緩やかに増加しており、
5月の大型連休明けに感染が拡大することが
あり得るとする分析結果が報告された。
専門家会合では、現在の感染状況について
下げ止まったあと全国的に緩やかな増加傾向と
なっていて特に大都市部で20代や10代以下の
増加が見られるとしいる。
今後の感染状況では、横ばいから緩やかな
増加傾向が続く可能性があり、これまでの
傾向を踏まえると接触機会が多くなる大型
連休が明けた後で感染が拡大し、いったん
減少するものの、再び夏に向けて感染拡大が
起きる可能性があるとしている。
専門家は、今後の対応について、
▽ワクチンや感染でできた免疫が時間とともに
下がっていくこと。
▽免疫を回避する新たな変異ウイルスの割合が
増えることなどによる影響に注意が必要と指摘。
また、専門家会合は、5月から、新型コロナの
感染症法上の位置づけが「5類」に移行される
中でも地域での流行状況に関心を持ち、自主的に
感染を防ぐための行動をとって特に重症化
リスクの高い高齢者に感染が及ばないように
する配慮が重要だとしている。
専門家会合は、新型コロナの感染が国内で
広がった初期の2020年2月に設置され、概ね
1週間から2週間おきに定期的に開かれてきた。
今後は、「5類」への移行に伴って次回以降は
感染状況に応じて不定期に開かれることになる。
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