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2023年5月1日月曜日

連休明けの「第9波」は第8波を超える可能性

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
平 野 神 社



2022年10月上旬から、感染拡大が始まった

第8波は、新型コロナウィルスの変異種である

オミクロン株亜種[BA.5]を中心に猛威を振るった。

2023年の年明け早々、6日には1日の新規感染者

数が24万6751人に達し、1月11日までの1週間の

平均新規感染者数が18万1980人を記録した

第8波は、その後緩やかに新規感染者数が減少

3月22日までの1週間平均6231人を底に、その後

わずかながらも新規感染者数が増加に転じた。

4月7日には、前の週との比較で1・03倍と、

2週連続で前の週を上回ることが確認され、

感染拡大が進んでいることが明らかになった。

4月20日には、厚生労働省の専門家会合が開かれ、

新規感染者数は全国的に緩やかに増加しており、

5月の大型連休明けに感染が拡大することが

あり得るとする分析結果が報告された。

専門家会合では、現在の感染状況について

下げ止まったあと全国的に緩やかな増加傾向と

なっていて特に大都市部で20代や10代以下の

増加が見られるとしいる。

今後の感染状況では、横ばいから緩やかな

増加傾向が続く可能性があり、これまでの

傾向を踏まえると接触機会が多くなる大型

連休が明けた後で感染が拡大し、いったん

減少するものの、再び夏に向けて感染拡大が

起きる可能性があるとしている。

専門家は、今後の対応について、

▽ワクチンや感染でできた免疫が時間とともに

下がっていくこと。

▽免疫を回避する新たな変異ウイルスの割合が

増えることなどによる影響に注意が必要と指摘。

また、専門家会合は、5月から、新型コロナの

感染症法上の位置づけが「5類」に移行される

中でも地域での流行状況に関心を持ち、自主的に

感染を防ぐための行動をとって特に重症化

リスクの高い高齢者に感染が及ばないように

する配慮が重要だとしている。

専門家会合は、新型コロナの感染が国内で

広がった初期の2020年2月に設置され、概ね

1週間から2週間おきに定期的に開かれてきた。

今後は、「5類」への移行に伴って次回以降は

感染状況に応じて不定期に開かれることになる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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