5月14日から、伊豆諸島の八丈島近海で、
震度1以上の地震が相次ぎ、翌15日午前には
11回を記録したが、その後3日ほどで収束。
14日には、M5・9を2回記録したが、気象庁は
大きな地震が起これば、津波が発生する
恐れがあると注意を求めた。
震源の深さは、いずれも約10Km。
過去には、2015年7月には最大M4・7を含む
10回、2021年7月にも最大M5・5を含む12回の
地震が記録され、3日間ほどで収まっている。
伊豆諸島は、西日本の南に広がるフィリピン
海プレートの下に、東から太平洋プレートが
沈み込んで、伊豆・小笠原海溝となり、海溝に
沿った西側に地下で造られたマグマが上昇して
海底火山が形成され、海上に達した海底火山の
火山島が小笠原諸島を形作る。
伊豆・小笠原諸島には、21もの活火山が存在。
この火山帯の伊豆諸島周辺では、火山の噴火
前後に浅い場所を震源とする、やや規模の
大きな地震や、群発地震活動を起こしてきた。
最近の大きな地震では、2000年7月1日午後
4時1分ごろ、伊豆諸島の神津島でM6・5、
震度6弱。
同年の7月30日の午後9時25分頃、三宅島近海を
震源とするM6・5、震度6弱。
6月26日から、三宅島近海の海底で噴火があり、
7月8日に三原山山頂陥没を伴う噴火が発生した。
また、2015年5月3日の午前2時前、鳥島近海を
震源とするM5・9の地震が発生したが、震度1
以上の揺れは観測されなかった。
だが、伊豆諸島の八丈島で、0・6m津波を観測。
海底火山の地下から上昇して来たマグマの
移動により地震が発生し、津波を発生させた。
マグマの移動だけでなく、マグマ溜まりで
圧力の高まったガスや水蒸気が断層の隙間に
侵入して、滑り易くすることで小規模な
地震を発生させて、群発地震を招くことも。
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