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2023年5月18日木曜日

白頭山2025年噴火説に韓国気象庁は根拠ない

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
吉 野 山 水 分 神 社



中国と北朝鮮の国境にある標高2744mの火山、

白頭山は古来朝鮮民族の崇拝を受けて来た山で

あり、北朝鮮の支配者金一族の誕生の地とする。

この火山が、火山性地震や山体膨張が観測される

度に、大噴火が発生すると騒がれて来た。

近年では、北朝鮮が2017年に白頭山に近い

核実験を行った際も、実験による振動で噴火が

発生すると懸念が広がった。

朝鮮半島から中国大陸にかけては火山が存在

しないのに、何故白頭山が火山としてポツンと

存在するのかが問題だった。

ハワイ列島と形成と似たような現象だが、

半島の下に沈み込んでいる太平洋プレートに

一部、弱いところがあり大きな穴が開いていて

そこからマグマが上昇しているためという。

この白頭山が、2025年に噴火すると韓国では

懸念が広がっているのに対し、韓国気象庁は

4月に公式見解を発表している。

中國当局との共同調査で、現在白頭山山頂や

周辺では地表に地割れなどの変異が見られない。

また、100年周期説には歴史的に根拠がない。

また、北朝鮮による大規模核実験でM7以上の

地震動を発生させても、現在のマグマの安定度

からすれば、噴火に直結することはないとした。

白頭山の地下には、2-4個のマグマだまりが

存在すると推定されており、2003年に白頭山

周辺で亀裂や山崩れが発生したと報じられた。

過去には、過去には、記録に残る大噴火が

946年に発生し、北海道にも降灰があったという。

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