中国と北朝鮮の国境にある標高2744mの火山、
白頭山は古来朝鮮民族の崇拝を受けて来た山で
あり、北朝鮮の支配者金一族の誕生の地とする。
この火山が、火山性地震や山体膨張が観測される
度に、大噴火が発生すると騒がれて来た。
近年では、北朝鮮が2017年に白頭山に近い
核実験を行った際も、実験による振動で噴火が
発生すると懸念が広がった。
朝鮮半島から中国大陸にかけては火山が存在
しないのに、何故白頭山が火山としてポツンと
存在するのかが問題だった。
ハワイ列島と形成と似たような現象だが、
半島の下に沈み込んでいる太平洋プレートに
一部、弱いところがあり大きな穴が開いていて
そこからマグマが上昇しているためという。
この白頭山が、2025年に噴火すると韓国では
懸念が広がっているのに対し、韓国気象庁は
4月に公式見解を発表している。
中國当局との共同調査で、現在白頭山山頂や
周辺では地表に地割れなどの変異が見られない。
また、100年周期説には歴史的に根拠がない。
また、北朝鮮による大規模核実験でM7以上の
地震動を発生させても、現在のマグマの安定度
からすれば、噴火に直結することはないとした。
白頭山の地下には、2-4個のマグマだまりが
存在すると推定されており、2003年に白頭山
周辺で亀裂や山崩れが発生したと報じられた。
過去には、過去には、記録に残る大噴火が
946年に発生し、北海道にも降灰があったという。
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