中国は、2023年度の経済成長率目標を、控え
目ながら5%前後として発表した。
この数字は、国の成長目標であるが、同時に
地方政府に課せられた義務でもある。
23年の大学卒業生は、過去最多の1158万人。
昨年より7・6%も増加している。
習近平は、共同富裕を信条として、民間経済の
牽引となっていたIT産業や教育産業を差別的に
産業界から排除したために、多くの雇用を
生んできた両産業から、新規雇用の言葉が消えた。
報告されている、2022年大卒の就職率は、
例年就職率が高い工学部卒でさえ17.3%、
文系学部卒の就職率は12.4%とさらに低い。
世界一流とランク付けている名門校でも、
就職率は15%だった。
両親だけでなく、一族から期待され、支援
されて送り出された学生は、一人っ子生活の
影響もあり、プライド意識が非常に強い。
ブルーカラーの仕事は、我々がするべき仕事
だとは考えないため、韓国同様、現場仕事は
人材不足に悩む。
政府は、以前にもまして、現場仕事の重要性を
理解せよと学生を説くが、納得させるのは至難。
かっての、下方時代のように、学生の目を
ねじ締め仕事など、現場作業への誘導に必死。
名門校で、卒業即失業性が学部生で86・3%、
院生では82・7%、この数字が今年度は更に
高くなることが避けられないのが実情だ。
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