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2023年5月8日月曜日

一帯一路 高利貸しの中国も金がなくなる

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
吉 野 山  中千本



世界の150ヶ国以上が参加している一帯一路。

その多くが東南アジアからアフリカの諸国で

財政力の脆弱な発展途上国が多い。

そのうちの幾つかの国は、既に財政破綻に

直面している。

中国はこれまでに、およそ1兆ドル(約135兆円)を

つぎ込んできたが、2020年から23年3月末までの

貸倒れを含む不良債権は、785億ドル(約10兆

6000億円)にも達している。

また、新型コロナによるパンデミックの影響で

世界の景気は沈滞し、発展途上国も大きな

影響を受けている。

このためもあり、中国は元利金の返済を受ける

ために2000年から21年末までの2年間に、2400

億ドル(約32兆4000億円)もの金額を救済融資を

する事態となっている。

借り手の国が返済できず、破綻すれば厄介な

ことになるため、中国は緊急融資を続ける

ほかない状態となっており、鳴り物入りで

金主としてスタートさせた一帯一路は、今や

中国経済の[時限爆弾]だと専門家は指摘する。

中国が、貸し付けた融資金は、中国が保有して

いた自己資金は僅かで、大半は他国の銀行

などから借り入れた資金であるため、中国

自身も借入金の返済に窮する事態になっている。

他から借り入れたお金を、貸し付けているため

金利も7%台など、非常な高金利であるだけで

なく、貸し付け条件や契約内容は、極秘に

されている場合が多く、もし違反すれば、

即刻全額返済などという厳しい密約も。

多くの場合は、借り手側の国のトップは、

中国からの賄賂づけにされて、不利な条件を

飲まされているケースも少なくない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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