4月10日、北京市で大規模な黄砂が観測され、
6段階ある大気汚染指数が最悪となった。
内陸の内モンゴル自治区では激しい砂嵐が
予想され、気象当局は中国北部と東部、
中部の広範囲に警報を出した。
中国の生態環境省などによると、今年の冬は
ゴビ砂漠などで高温少雨が続いて乾燥が進み、
砂が巻き上げられやすくなっているとする。
例年、1月から4月中旬までに中国で観測される
黄砂は平均5~6回だが、今年は既にこの時点で
8回に上っており、黄砂の頻度は1960年代の
約4倍に増えており、今年は[黄砂大年だ]だと
する専門家も。
この黄砂は、4月12日から13日にかけて、
珍しく北海道を始め日本列島の広範囲に飛来。
過去の黄砂平井は、主として九州から西日本
地域が中心であったが、今回は発生地が中国の
北部地域のモンゴル地方だったことが影響した。
黄砂が飛来する過程で、大気汚染物質の発生が
多い地域を通過する場合、大気汚染物質と
ともに飛来し、人体への健康被害が懸念される。
環境省は、日本へ飛来する黄砂の粒子の直径は
およそ4μm程度のものが多く、一部2・5μm
以下の微小な粒子も含まれているため、大気
汚染測定の対象となるPM2.5の測定値も上がる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿