日本列島の日本海側沿いの東縁部の北部では、
プレート境界が南北方向 に分布する何条かの
断層・褶曲帯よりなる[歪み集中帯]が存在する。
大まかに、北から南へ北海道西方沖、北海道
南西沖、青森県西方沖、山形 県沖、新潟県
北部沖と呼び分ける。
各区分域で、これまでに発生した大きな地震。
1940年神威岬沖(積丹半島沖)の地 M7・5
1993年北海道南西沖地震 M7・8
1983年日本海中部地震 M7・7
1833年庄内沖の地震 M7・7
1964年新潟地震 M7・5
*北海道北西沖の地震
歴史記録上はM7・5以上の大地震は知られて
いないが、北海道礼文島西方の利尻トラフに
おける海底堆積物の解析から、その付近で
大地震が発生した痕跡から、約210 0年前と
約6000年前に巨大地震が発生した可能性がある。
地震観測および歴史 記録からは、1940年に
神威岬沖(積丹半島沖)地震が唯一知られている。
*北海道南西沖の地震
地震観測および歴史 記録からは、1993年
北海道南西沖地震が唯一知られている。
この地震の規模はM7・8、 最大震度は5を観測。
津波の高さは奥尻島で数m~10数m(最大約30m)
渡島半島 西岸でも7~8mに達して、多くの
犠牲者が出ている。
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