l 過去100年間に、全国で大きな地震の発生
回数が最も少ない県としてランクされて
いるのが富山県。
富山県で震度5弱以上を記録した地震は、
1930年の大聖寺地震と2007年の能登半島
地震の2回だったが、24年の能登半島地震で
最大震度5強を記録し3回となった。
県の南北と西方地域を震源とした地震の
影響で県内で大きな揺れを記録しているが
東方の中越地震では、震度3に止まっている。
理由は、立山連峰など富山県を囲む北アル
プスの地下にあるマグマ状の岩石帯(フォッサ
マグナ)が地震波を吸収するためとされる。
だが、県の中央部に広がる筑波平野には
Sランクに位置付けられている砺波平野断層帯
・呉羽山断層帯があり、予測される最大震度は
M7・2,発生確率は3%と高く油断が出来ない。
この外に4つの大きな断層帯が県周辺に存在。
1月1日の能登半島地震発生直後の3分後に
富山湾で79cm の津波を観測した。
その後の調査で、富山市沖4Km沖の水深260~
330mの海底で長さ約500m、幅約80mの
地滑りが確認され、津波の原因だと判明。
7月11日に、富山市の東部、新潟県寄りの
朝日町北方沖の数Km付近の海底を震源と
するM4・7、深さ16kmと推定される地震が
発生し、1分後にもM4・3の地震があり、
朝日町で震度3を観測した。
この付近は、新潟県内から伸びている
魚津断層帯に近いが、地震発生の少ない地域。
専門家は、富山湾では能登半島地震の影響で
海底の地盤が不安定な場所の存在も推測され、
M3クラスの小さな地震でも海底地滑りが
発生する恐れがあり、極く短時間での津波が
到達が予測されるので警戒が必要と警告。
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