l 防災科学技術研究所が、南海トラフ地震の
発生に備えて、高知県の沖合から日向灘に
かけて設置を進めて来た地震の早期感知
システムのN-netの敷設が完了し、2024年
7月から試験運用を始める。
N-netは36の観測点を海底ケーブルでつなぎ、
総延長はおよそ1640kmにのぼる。
設置観測機器の周辺で地震が起きた場合、
最大で地震を20秒、津波を20分、それぞれ
早く検知できる。
N-netに隣接して、北側の南海トラフ沿いの
熊野灘と紀伊水道沖には、計51ヶ所の観測点を
持つDONETが設けられている。
DONETも地殻変動のようなゆっくりとした
大きな地震動,津波まであらゆる種類の信号を
キャッチできるよう、多種類のセンサー
(強震計、広帯域地震計、水圧計、ハイドロ
フォン、微差圧計、温度計)から構成されている。
南海トラフの北に隣接する日本海溝では、
2011年3月の東北地方太平洋沖地震を受けて、
北海道沖から千葉県の房総半島沖までの
太平洋海底に海底地震津波観測網のS-netが
設置されている。
S-netは、地震計や水圧計から構成される
観測装置を150点設置した全長800Kmの観測網。
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