l アフリカのコンゴ民主共和国を中心に感染が
拡大するエムポックスは、アフリカ以外にも
感染拡大の兆しが出てきたとして、WHOは
8月14日に[国際的に懸念される公衆衛生上の
緊急事態]を宣言した。
エムポックス(サル痘)感染患者の致死率は、
アフリカでは1~10%ほどとされているが、
先進国では多くの場合は軽症で回復する。
サル痘ウイルスは、元々動物からしか感染
しなかったが、森林破壊などによるヒトと
野生動物の接触機会が増えたことやウイルスが
ヒトの体内で変異して感染しやすくなった
ことなどが関係して、ヒトからヒトへの
感染が始まった。
サル痘ウイルスに感染予防には、不特定多数の
人と密接な接触をしないことが大切で、感染した
人の唾液の飛沫や体液、皮膚の病変などを介して、
ほかの人への感染が広がる。
WHOは、天然痘のワクチン・治療薬が有効だと
しており、その予防効果は85%に達する。
日本国内で、感染が確認されたら、国が指定した
感染症指定医療機関58か所で治療が受けるが、
治療には、天然痘治療薬[テコビリマット]が
使用される予定。
だが、この薬はまだ国内で承認されておらず、
薬の有効性や安全性を調べる[特定臨床研究]と
して例外的に使用される。
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