l 世界保健機関(WHO)は、アフリカ中部の
コンゴ民主共和国を中心に近隣のブルンジ、
ケニヤ、ルワンダ、ウガンダの4カ国に
これまでより致死率の高いエムポックス
(サル痘)ウィルスの変異株による感染が
拡大しているとして、8月14日に[国際的に
懸念される公衆衛生上の緊急事態]を宣言。
WHOによると、コンゴ民主共和国では
これまでに1万4000を超す症例が確認され、
511人が死亡した。
[エムポックス]ウィルスに感染すると、発熱や
発疹、頭痛、筋肉痛、背中の痛み、倦怠感、
リンパ節腫大などの症状が出る。
エムポックスウイルスは、クレードIとIIに
分類され、コンゴでは現在、重症化率や致死率の
高いクレードIbが流行している。
米疾病対策センター(CDC)によると、2022年から
世界各地で報告されるようになったウィルスは
クレードIIで、コンゴでは2023年1月以来
確認されたクレードIの感染が疑われる症例は
2万2000例を超え、1200人が死亡している。
24年は上半期だけで、23年1年間に匹敵する
症例が報告されている。
WHOは、14日に感染がアフリカ以外にも
広がるおそれがあるとして宣言を発したが、
15日、スウェーデンの保健当局は、国内で
感染が確認されたと発表。
WHOのテドロス事務局長は[アフリカの中、
そしてアフリカ以外でさらに広がるおそれが
あり、憂慮すべきだ]として、感染拡大を
抑えるため、各国が協調して対応する必要が
あると訴えた。
日本でも、アフリカの流行地域にいた人は、
発熱などの症状がある場合は、エムポックス
感染を疑って医療機関で検査をうけることを
呼び掛けている。
感染後の、潜伏期間は5~21日とされている。
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