l 2024年の降雨期の中国、南部では5月から
豪雨による洪水が発生するなど、昨年以上に
降水量が多く多難が予想される。
特に南部地域では、4月から雨が降り続き、
例年の2倍を超える降雨量を観測する所も
あり、各地で洪水が発生し、政府は、10省
ほどの被災地域に急遽、救援金を支給。
6月から7月に入り、本格的な梅雨期になって
長江流域でも増水で、長江に接する国内
最大の淡水湖の鄱陽湖が満水状態で決壊の
危機に追い込まれ、鄱陽湖に次ぐ洞庭湖では
堤防が200m余にわたって決壊。
7月中旬には、長江上流の四川省でも洪水が
発生し、長江支流で河川氾濫が続出。
梅雨前線は停滞で、四川省や河南省などでは
大雨が降り続き、降雨量が局地的に400〜
500mmとの予想も出され、三峡ダムは満水、
溢水に備えて予備放流を開始し、下流の
長江流域は氾濫の危機と隣合わせの日々に。
このような中、陝西省では豪雨による洪水で
高速道路の橋が崩落し、40人ほどの犠牲者が。
7月26~27日には、台風3号ケーミーが福建省に
上陸し、温帯低気圧に変わってからも通過
地域周辺での豪雨禍の発生が懸念される。
2023年の台風5号(トクスリ)が、北京市や
河北省に大きな洪水被害をもたらしたが、
今回も同様の大きな被害発生が懸念される。
古来、[水を治めるものは国を治める ]と
されて来た中國、繰り返される水害は
既に[人災]だとする指摘も多く、習近平は
[皇帝]としては不適任の批判も高まりそう。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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