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2024年8月10日土曜日

日向灘でM7・1 南海トラフ地震臨時情報

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ギ ン リ ョ ウ ソ ウ



l 2024年08月08日 16時43分頃、宮崎県日南市

東方海上およそ20Km/宮崎市南東およそ

30Kmの深さ約30Kmの地点を震源とする

M7・1の地震が発生した。

政府の地震調査研究推進本部は、2019年に

南海トラフ巨大地震の発生想定震源断層域を.

東端は富士川河口断層帯の静岡県全域から

伊勢湾北部、紀伊半島南部から四国の中央

構造線の南部域を含み、九州の豊後水道、

日向灘北部から南西部へと拡大した。

この拡大された西の端が日南市付近となる。

今回の震源は、この西の端に当たる。

また、南海トラフ巨大地震との関連性を

分析、確認する検討会は、地震の規模を

M6・8以上としている。

2024年4月17日に、想定震源域内である豊後

水道の深さ39Kmを震源とするM6・6の地震が

発生したが、M6・8に達していないので、

検討会は開催されず、気象庁は[地震活動等に

ついては注意深く監視している]とした。

最近では、今回の地震の北方およそ50Kmで

2024年07月30日 宮崎県高鍋町東沖3~5km

付近の深さ約40Km付近を震源としたM5・2の

地震が発生している。

今年に入って、半年足らずの間に日向灘では

近接した場所を震源とする地震が相次いでおり

震源の深さも大きく変わらず、同じスラブ面が

震源となっているようだ。

かねて懸念されていたのが、日向灘での巨大

地震の発生が引き金となって、南海、東南海、

駿河湾のそれぞれのトラフが連動する四連動の

超巨大地震の発生である。

安政年間の地震のように誘発的に連鎖して

発生することもありうる。

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