情報通信研究機構(NICT)は、10月9日11時前に、
太陽表面中央付近にある黒点群で、大規模な
太陽フレアの発生を確認したと発表。
太陽フレアは、太陽の黒点付近で生じる爆発
現象で、フレアが発生すると強い紫外線や
X線、電波等が放射され、地球に到達すると
短波帯を中心に大きな電波障害が発生する。
11日には、北海道で赤く光る低緯度オーロラが
観測されている。
NASAによると、太陽はおよそ11年の太陽
活動周期を持っており、現在はこの中で非常に
活発な[極大期]に当たると10月15日に発表。
太陽フレアから放出される大きなエネルギーを
帯びた粒子が地球を覆うと、太陽嵐や磁気嵐が
発生して、電波放送やGPSなどにも障害が
発生し、人工衛星や宇宙船にも影響を及ぼす。
ただ、数ヶ月間は空を美しく彩る天体ショーが
見られる時期でもある。
太陽自体は、自転しており黒点の移動によって
確認できるが、これがおよそ11年周期である。
また、太陽自体も磁場を持ち、地球と同様に
S極とN極が存在する。
太陽の活動状況は、黒点の数で観測することが
でき、黒点数が多い時期は[太陽極大期]、
少ない時期は[太陽極小期]と呼ばれる。
現在は、その極大期に当たるが、極大期を
迎えると磁場が反転し、次の11年間は逆方向の
磁場が形成される。
極大期になると、磁場の反転は極付近から
始まり赤道へ向かってゆっくり進み、1~2年
かけて反転が完了するが、5年かかったことも
あり、11年後にはS極、N極は逆になっている。
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