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2024年10月16日水曜日

アフリカ南部に広がる旱魃 ナミビアの対応は

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハ  ギ



日本で、アフリカのサファリツアーを検索

すると、ケニアやタンザニアでのツアーが

最も人気が高いようだ。

赤道直下や赤道に近い緑が豊かな地域だ。

この地域の南北には、乾燥地帯が存在する。

地球の温暖化や激しくなるばかりの気候変動の

影響を受けている地域で旱魃が激しい。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)の発表では、

エルニーニョ現象の影響を受けて、2024年に

入って以降、干ばつが深刻化し、アフリカ

南部地域の北部に位置するザンビア・マラウイ・

ジンバブウェ・モザンビークでは食料危機の

緊急事態に陥っているとされる。

降雨量が、例年の20%程度と少なく、旱魃が

深刻化しているとされる。

更に、南部の大西洋側の乾燥地帯に位置する

ナミビアは、ナミブ砂漠で有名な国だが、

やはり過去100年で最悪とされる干ばつに

見舞われており、内陸部に棲息するゾウなどの

野生動物を食料にするために狩を始めた。

世界で初めて、動物愛護、環境保護を憲法に

織り込んだ国だが、政府は飢饉回避のため、

各種の動物合計700頭ほどを殺処分にして

国民の食糧に回す計画。

この殺処分に反対する団体は、野生動物の

生息環境、生態系を破壊するだけでなく、

動物への過度なストレスを与えると指摘。

さらに、エボラ出血熱や新型コロナウイルス、

SARS、HIV、その他の人獣共通感染症は、

ヒトが野生動物を食用にすることで感染症が

ヒトの社会に蔓延したとして危険性も指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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