日本で、アフリカのサファリツアーを検索
すると、ケニアやタンザニアでのツアーが
最も人気が高いようだ。
赤道直下や赤道に近い緑が豊かな地域だ。
この地域の南北には、乾燥地帯が存在する。
地球の温暖化や激しくなるばかりの気候変動の
影響を受けている地域で旱魃が激しい。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)の発表では、
エルニーニョ現象の影響を受けて、2024年に
入って以降、干ばつが深刻化し、アフリカ
南部地域の北部に位置するザンビア・マラウイ・
ジンバブウェ・モザンビークでは食料危機の
緊急事態に陥っているとされる。
降雨量が、例年の20%程度と少なく、旱魃が
深刻化しているとされる。
更に、南部の大西洋側の乾燥地帯に位置する
ナミビアは、ナミブ砂漠で有名な国だが、
やはり過去100年で最悪とされる干ばつに
見舞われており、内陸部に棲息するゾウなどの
野生動物を食料にするために狩を始めた。
世界で初めて、動物愛護、環境保護を憲法に
織り込んだ国だが、政府は飢饉回避のため、
各種の動物合計700頭ほどを殺処分にして
国民の食糧に回す計画。
この殺処分に反対する団体は、野生動物の
生息環境、生態系を破壊するだけでなく、
動物への過度なストレスを与えると指摘。
さらに、エボラ出血熱や新型コロナウイルス、
SARS、HIV、その他の人獣共通感染症は、
ヒトが野生動物を食用にすることで感染症が
ヒトの社会に蔓延したとして危険性も指摘。
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