l 近年、各種の研究で一般的に使用されてきた
人工甘味料からさまざまな健康への影響が
見つかり、使用を見合わせたケースが続く。
これは大丈夫だとの信頼を得ていた人工甘味料
エリスリトールにも血栓形成増が指摘された。
これまで、アスパルテームは2型糖尿病、肥満、
気分障害、ホルモンの乱れ、空間記憶などに
影響を与えることが確認され、スクラロースは
腸細胞の損傷に関連しているとされた。
また、キシリトールも最近、血栓形成に影響を
与え、心臓発作や脳卒中のリスクを高める
ことが明らかにされた。
現在、食品衛生法に基づいて、化学合成に
より作られる高甘味度甘味料で、安全性が
認められた物のみ、指定添加物として低
カロリー甘味料として使用されている。
食品衛生法に基づく指定添加物。
アスパルテーム、スクラロース、アセスル
ファムK、サッカリン、サッカリンナトリウム。
戦後の日本は、砂糖類の価格が高騰したため、
このサッカリンを含め、 [ズルチン]や[チクロ]
などの人工甘味料が重宝され、広範囲に使用。
だが、動物実験で発ガン性が認められたため、
サッカリン以外の人工甘味料は、日本国内では
使用が禁止された。
サッカリンも同様に、発がん性があるとして
使用が禁止されていたが、アメリカ環境保護庁
(EPA)は、再評価の結果、一般的な人工甘味料で
あるサッカリンおよびその塩類について、
人間に健康被害を及ぼす危険性は認められない
として、現在、ダイエット飲料やチューイン
ガム、ジュース等に使用されている。
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