アフリカ南部諸国では、2023年10月頃から
少雨傾向が強くなり、4月以降は旱魃が続く。
ナミビアやジンバブエなどでは過去60年来、
或いは100年来の旱魃だとされている。
5月22日にナミビア大統領は、過去100年で
最悪の干ばつだとして、非常事態宣言を出した。
8月、国連の報告ではナミビアでは食糧備蓄の
84%を既に放出して、食糧危機が目前に迫る。
ナミビアの環境省は、干魃被害による食料
不足対策のために、8月26日に狩猟肉(ジビエ)を
活用す方針を打ち出した。
今後、数週間んでプロのハンターにより、
カバ30頭、水牛60頭、インパラ50頭、ヌー100頭、
シマウマ300頭、ゾウ83頭、イランド100頭の
総計723頭を狩って食料に回すという。
環境省の声明によると、対象となる動物は
ナミブやンカサにある複数の国立公園や
自治区に生息しているものを対象とする。
ナミビアは、豊かな自然環境を貴重な資源とし、
世界で初めて環境保護を憲法に織り込んだ国。
政府は、憲法ではナミビアの環境資源は国民の
ために利用できると定められていると説明。
この計画に対して、動物愛護団体から野生
動物の個体数変動や動物の受けるストレスなどに
よる影響が大きとして強い反対を表明している。
ジンバブエでは、ナミビアの例に倣い、旱魃に
よる食料不足対策として、ゾウ200頭を
殺処分にする計画を明らかにしている。
ジンバブエでは、ゾウは8万4000頭を超えて
限界頭数4万5000頭の倍近くいると説明。
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