アフリカ大陸の南部の中央部に位置する
ボツワナのカラハリ砂漠にある内陸デルタの
湿地帯、オカバンゴ・デルタで、2020年5月から
6月にかけて数百頭ものゾウが死亡した。
3月頃から大量死が始まった可能性もあり、
5月には航空機による調査で死骸169体を発見。
ボツワナでゾウの死骸が発見されてから
2ヶ月後、隣国のジンバブエでもゾウ35頭が
原因不明で死亡。
その後、死因調査が進めらて来たが、2023年
10月になってようやく、謎のゾウの大量死の
原因が明らかにされた。
ジンバブエにおけるゾウの死因が敗血症で
あることが突き止められたことから、パスツ
レラ属の細菌で未分類の種[Bisgaard taxon 45]に
よって引き起こされたものであることが判明。
研究者は、水中に存在する細菌シアノバク
テリアがいる水を飲んで、ゾウの体内に取り
込まれたの原因だとする。
しかし、なぜゾウだけが被害を受けたのかは、
未だ未解明だという。
原因を突き止めた研究者は、原因究明のために
先ず、死亡したゾウの死骸を見つけて回収
しなければならないが、巨体のゾウから検査
サンプルを入する現場での作業が大仕事の上、
ヒトへの病原菌の感染の危険性もあるため
細心の注意が必要だったという。
野生動物が保有する細菌やウィルスがヒトに
感染し、世界規模にまでヒトからヒトへの
感染拡大を引起して来た。
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