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2024年10月28日月曜日

日向灘地震と南海トラフ地震の関連性は?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
百  日  紅



2024年8月8日に、日向灘を震源とするM7.1の

地震が発生し、気象庁は[南海トラフ地震臨時

情報(巨大地震注意)]を1週間を期限として発令。

日向灘の地震が、南海トラフに影響を与えると

する研究者は、日向灘でM7・5の地震が発生

すると、南海トラフで巨大地震が発生時期を

早め、その数年後に地震発生するという。

南海トラフの巨大地震の可能性を検討する

[評価検討会]は、震度1以上の余震は、地震

当日の8月8日は8回、翌9日は11回に増えたが、

その後は減少していること。

また、8月にはプレート境界付近を震源とする

[深部低周波地震]と呼ばれるごく小規模な

地震が、紀伊半島中部から北部、東海、

四国中部と西部でそれぞれ観測された。

これらの地震とほぼ同じ時期に周辺の複数の

[ひずみ計]で僅かな地殻変動が観測されており、

[短期的スロースリップ]が原因としている。

こうしたことから、検討会は[プレート境界の

状況に特段の変化を示すような地震活動や

地殻変動は観測されていない]と結論付けた。

1854年12月23日、南海トラフの東側半分を

震源とするM8・4の大地震が発生した32時間後に

西側半分が震源域とするM8・4の安政南海地震が

発生し、更に、40時間後に日向灘の北側を

震源とするM7・4の 豊予海峡地震が発生した。

南海トラフでの巨大地震は日向灘の地震に

影響を及ぼすが、逆の例はなく影響は判らない。

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