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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カ キ
スイスの大気質調査機関が発表した2024年の
世界で最も公害がひどい都市報告では、
世界のPM2.5汚染上位10都市のうち6都市が
インドだった。
さらに30を超える都市が、大気汚染状況の
過去には、中国の大気汚染のひどさが世界の
話題にされてきたが、中国はトップダウンの
改善指示が奏功し、自動車の急速なEV化も
だが、インドはこれまで指摘されて来た
大気汚染。要因の改善には手つかずの状態だ
地政学的には、南からの風がマラヤ山脈の
麓に位置する都市群に汚れた空気を送り込む、
特に、冬季には気温逆転と弱い風のために
汚染物質が上層に拡散されずに、都市群の上に
蓋をするように閉じ込められる停滞が起り、
汚れた空気が長期間漂うことになる。
過密化した都市部での自動車の排気ガスや
産業施設や建設現場から発生する汚染物質、
暖房用の石炭・バイオマス燃焼などから発生する
汚染物質滞留しているところへ、インド北部
地域に広がる農村地帯で行われる野焼きの
煙が加わり、一段と汚染度が上昇要因となる。
野焼き禁止が毎年叫ばれるが改善されない。
デリー首都圏で2022〜2024年の間に少なく
とも20万件以上の急性呼吸器疾患の事例が
確認されるなど、国民の肺は蝕ばまれ続ける。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
若草山山麓
大阪関西万博で、衝突事故を起こした電気
自動車(EV)バスの販売元のEVモーターズ・
ジャパン(北九州市、EV社)は、11月28日、
国土交通省に中型バスのリコールを届け出た。
EVモーターズ・ジャパンのEVバスは、2年
以上前からバス事業者から数多くの不具合が
指摘されてきたが、修理もその場限りの
場当たり対応で、整備するにも手順書が存在
しないという、考えられない体制の企業だった。
10月17日の国交大臣会見にて発表された、
317台のうち35%強にあたる113台に不具合が
あったことが公表された。
特に、問題視されたのがブレーキホース。
車では、命に係わる重要な部位のブレーキで
素材が低品質で耐久性がなかったことだけで
なく、ブレーキホースの取付も配置が悪く
普通に使っていても車体に当たるような危険な
設計になっていた。
今回のリコール対象は、EVモーターズが輸入
していた3社のうちのウィズダム社の小型85台
だけ、他の車種は対象としていない。
EVモーターズは、万博会場周辺のシャトル
バスを含めて、2025年3月末までに全国に
合計163台が納入されている。
EVモーターズが扱ったEVバスでは、過去には
ブレーキチャンバー自体が走行中に脱落したり、
低速走行中に足回りの部品が破断したり、
またインバータからの発火も2件発している。
今のところこれらの不具合に関するリコール
届出の動きは全くないという。
こんな危険なバスが、全国を走りまわっている
ことに空恐ろしさを感じるが、何故このような
欠陥バスが、輸入検査をパスしていたのか?
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
東 大 寺 境 内
台風が発生するのは、地球の自転によって
[コリオリの力]と呼ばれる右に曲がる転向力
(南半球では左曲がり)が生じるためとされる。
熱帯低気圧発生の理論は、1835年にフランスの
科学者ギュスターヴ・コリオリが、水車の
理論に関連して発表されたが最初。
気象学では[コリオリの力]は、赤道では生じ
ないが、赤道から離れるにつれて、その転向力が
強まり、熱帯低気圧の回転を促進させる。
逆に赤道に近いとその力は弱く、緯度が5度
以下の赤道付近では[コリオリ]の力が全く
働かないので、台風の発生はないとされる。
ハリケーン[センヤール]のような熱帯低気圧が
北緯6度以下のマラッカ海峡海域で発生し、
南下や東進することは稀であり、特に陸地に
上陸するケースは非常に稀だとされる。
今回のセンヤール発生の位置は北緯5度を
わずかに南に下回った地点で、西進して
インドネシア・スマトラ島北部のアチェ州に
上陸して、大洪水を引起した。
その後進路を東に替えて、マレー半島を
横断し、南シナ海に入り、一帯の温かい
海水面温度の影響を受けて発達し、一時は
12月2~3日に台風27号[コト]から変わった
熱帯低気圧と[藤原効果]と合流して、台風
28号になると予想された。
熱帯低気圧[センヤール]は、東ではスリランカに
上陸したハリケーン[ディトワ]、ベトナム東部に
台風27号[コト]が接近しているためマラッカ
海峡で一時迷走して、被害を拡大させた。
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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
イ チ ョ ウ
11月下旬から、インドネシアからスリランカ
までの東南アジア諸国を襲ったハリケーンや
台風などによる豪雨で発生した洪水や地滑り
などにより、各地で壊滅的な大被害を与えた。
12月7日現在で、死者数は1700人に上り、
なお、行方不明者が多数いると報じられた。
11月25日午後9時、フィリピンのスル海で
台風27号(コト)が発生し、西方へゆっくり進み
月末にはベトナム南部東方沖に達した。
気象庁は、台風27号(コト)は、12月1日
午後3時に南シナで熱帯低気圧になったと発表。
その後は、大陸の高気圧が勢力を強めている
ことで行く手を阻まれ、ゆっくりとした速さで
ベトナムに接近し、豪雨をもたらしつづけた。
ベトナムでは、過去一週間にわたる豪雨で、
洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも98人が
死亡、12人が行方不明となっている。
気象学者の常識では、マラッカ海峡では
発生しないはずの熱帯低気圧が発生し、
ハリケーン[センヤール]となって、インド
ネシア・スマトラ島北部に上陸し、大洪水を
起こした。
12月6日現在、死者数は914人に達している。
タイも、南部の10県を中心に、月末にかけて
豪雨が一週間続けて降り続け、各地で記録的な
洪水が発生した。
マレーシアとの国境に近いハジャイ市では、
1日の降雨量が335mmという300年ぶりの
記録的な降雨量を観測した。
タイ南部の大洪水の発生で、176人が死亡。
11月27日から29日にかけて、サイクロン
[ディトワ(Ditwah)]がスリランカを襲った。
スリランカの中央部から北部を中心に、洪水と
地滑りにより大きな被害が発生した。
スリランカ災害管理局(DMC)の12月3日
午前10時時点の発表では、死者が479人。
行方不明者が350人、家屋被害は約4万5,000戸。
12月3日現在で、インドネシアなどの大雨による
3ヶ国の死者数は1379人に達した。
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若 草 山 山 麓
マレー半島とスマトラ島の間のマラッカ海峡は、
東アジアと中東、スエズ運河を結ぶ大動脈。
マラッカ海峡の南端は、北緯1度15分、北の
端は6度付近で幅が広くなっている。
11月22日ごろ、海峡の南部付近で低気圧が発生。
折から、タイの南部やインドネシア、マレー
シア、東南アジア3ヶ国は雨期に入っており、
連日、ゲリラ豪雨に見舞われて、各地で
洪水が発生した。
低気圧はマラッカ海峡の中央部で熱帯低気圧
[セニャール]となり、24日から月末まで
豪雨が降り続いた。
この豪雨による洪水や土砂崩れで、3ヶ国で
死者が計600人超に、被災者は400万人を超えた。
マレーシア気象局は、11月27日には北緯4.5度、
東経97.9度のスマトラ島北部アチェ州で熱帯
低気圧((トロピカルサイクロンセ[ニャール]
(Senyar))へと発達したことを確認。
赤道付近では、ゲリラ豪雨のようなスコールは
あっても、大風に見舞われることは滅多になく、
最大風速85㎞/h(約3.12m/s)と豪雨で当局は
大慌てで警報や注意報の発令に追われた。
その後、[セニャール]はUターンして海峡から
マレー半島の中央部、首都クアラルンプール
付近を横断した。
気象学者などは、マラッカ海峡で熱帯低気圧が
発生する例は非常に珍しく、2017年に熱帯
低気圧(台風26号)が発生しているが、今回ほどの
強さに発達するのは観測史上初めてだとする。
北緯5度より南で熱帯低気圧が発生することは
気候変動が毎年強まっていることの象徴だとする。
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東 大 寺 境 内
毎年恒例の京都・清水寺で行われる今年の漢字。
令和7年の選ばれた漢字は[熊]だった。
2025年は、東北地方を中心に里へ下りて来た
クマによる被害が国内で広範囲に激増した。
10月23日には、盛岡市役所裏や盛岡城跡付近の
中津川の河川敷など、市の中心部にまで侵入。
11月には、山形新幹線新庄駅構内にまで侵入。
雪が積もるころになっても、クマは冬眠する
ことなく、人里を徘徊し、人を襲う。
12月7日には、長野県白馬村のスキー場の
ゲレンデで、スノースケートをしていた男性の
目の前に突如現れたクマに追いかけられる
映像が公開されて驚かせた。
12月20日朝、雪が積もる宮城県大和町の山林で
狩猟免許を持った男性が、仕掛けた罠を
確認に行って、クマに襲われ死亡。
これまで、クマの出没数や捕獲数の多かった
2023年より両数とも上回っている。
2025年10月までで、出没数と捕獲数は
2023年 24348件 9276頭
2025年 36814件 9867頭
専門家は、最近、特に今冬の特色として
冬眠しないクマが増えている傾向にあるという。
また、こうしたクマが市街地にまで出没し、
冬眠しない[アーバンベア]となっているとする。
市街地で、冬場でも継続的に餌を確保できる
ことを憶えたクマは、抜本的な手立てを講じ
なければ、将来的に危機は繰返されると指摘。
特に岩手県と秋田県の例では、2023年の
クマの出没増加は、複数種のどんぐりの凶作に
より、クマの行動が変容した結果と指摘。
この年に、里にある食べ物を学習した親クマが
今年のどんぐり凶作の再来で、子グマを連れて
里へ出て食べ物を漁っているとする。
クマの侵入や出没による宿泊客の減少などの
被害、或いは撃退スプレーの購入や従業員の
通勤手段変更などにかかる費用、簡易電気柵の
設置費用を最大年1千万円までの補償に関わる
などの損害保険に全国で230自治体が加入。
また、クマ駆除に関して[愛熊家]なる人からの
クレームや苦言が所轄自治体に殺到する事例も。
クマ問題に長年携わって来た東北の元県知事は、
こうした日常業務にも支障を来す電話に対し、
[クマを殺すなと電話をかけてくるやつは
被害の悲惨さを知らない]と一蹴し、悪質な
苦情の電話に対しては[直ぐ切る]と話す。
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春 日 山 原 始 林
政府による首都直下地震の被害想定が12年
ぶりに見直されました。
首都圏における地震の被害想定は、首都圏を
中心に震源を変えて24例の地震を検討した。
その中で、首都中枢機能への影響が大きい
都心南部の直下でM7・3の大地震が起きた場合、
揺れは東京、埼玉、千葉、神奈川の広い範囲で
震度6弱以上になり、震度7のところもあると
想定されている。
冬の夕方で風の強い状態での地震発生の場合、
▽死者は1万8000人
内、火災による死者が7割の1万2000人
▽全壊または焼失する建物は40万棟
前回の、2013年の想定より、住宅の耐震化や
密集市街地の解消が進み、2割から3割程度減少。
△帰宅困難が840万人
△停電による影響は最悪で2400万人
△経済被害はおよそ83兆円
労働力の低下や生産活動の停滞が長引くと
企業倒産などの被害も拡大する。
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若 草 山 山 麓
気象庁は、北海道から岩手県にかけての沖合に
ある[千島海溝]と[日本海溝]のうち、東北地方
太平洋沖地震の震源となった地域の北側に
当たる領域について、M9クラスの巨大地震の
発生を想定している。
今回M7・0を超える地震がこの想定震源域内で
発生したため、千島海溝・日本海溝沿いでは、
巨大地震の発生の可能性がふだんより高まって
いるとして[北海道・三陸沖後発地震注意情報]を
初めて発表した。
対象となるのは、3m以上の津波や震度6弱
以上の揺れなどが想定されている太平洋側を
中心とした北海道と青森県、岩手県と宮城県、
福島県、それに茨城県と千葉県のあわせて
182の市町村。
世界的な事例ではM7クラスの地震のあとに
8クラスの巨大地震につながる例は100回に
1回程度とされ、9クラスになると、さらに
低いとされています。
[千島海溝]と[日本海溝]の両海溝周辺で
M7・0以上の地震が発生後、M8級以上の
後発地震が起きた頻度は、1904年から2017年
までの113年間で、25回のうち1回程度と
されている。
直近の例では、2011年に起きた東北地方
太平洋沖地震で、この地震の発生2日前に
震源北方の近い場所でM7・3の地震が起きた。
今回の想定震源域に含まれている三陸沖付近の
日本海溝は、2011年の大地震の際に、断層が
ずれ動かずに残った割れ残りに当たる部分だ。
気象庁は、この辺りで最大クラスの巨大地震が
発生した場合、2011年の大地震を上回る
M9・1に達すると想定している。
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ハ ナ ミ ズ キ
2025年12月08日 23時15分頃、青森県八戸市の
沖合、東北東80Km付近で深さ約50Kmを
震源とするM7・5の地震が発生した。
この地震に因る震度6強を八戸市で観測したほか、
震度6弱の揺れを青森県おいらせ町と階上町で
観測した。
また、周期地震動の[階級3]を、青森県
六ヶ所村で観測した。
9日には、本震の震源に近い場所の深さ10Kmを
震源としたM6・4、最大震度4の余震が発生。
陸側の北米プレートの下に、東からの太平洋
プレートが沈み込むことで起こる海溝型の地震。
地震調査委員会は、震源の青森県東方沖では
M7.9程度の地震が今後30年以内に20%から
40%の確率で発生するおそれがあると評価し、
発生する確率が最も高い[III]ランクに位置
づけている。
震源周辺では57年前の1968年にM7・9の
[十勝沖地震]が発生し、死者47人、倒壊家屋
600棟余りの被害が出ている。
1994(平成6)年12月28日に、今回の地震の
震源に近い場所を震源とした[三陸はるか沖
地震](M7・6)が発生している。
10日後の95年1月7日には、八戸市などで
M7・2、震度5を観測する最大余震が発生した。
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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
凌 霄 花
3世紀の卑弥呼の時代を記した魏志倭人伝には
倭人(日本人)は、鯨面文身をしていたという。
鯨面は顔の入れ墨、文身は身体への入れ墨。
発掘調査で出土した土器にも入れ墨をした
顔が線刻されていることから、古代人には
入れ墨(刺青)は一般的なことだった。
一族の所属関係を示すためか、魔除けの
おまじないのためだったのだろう。
大陸からの文化が伝わるに従い、刺青は
良くない習慣だとなって廃れたようだ。
江戸時代には、犯罪者には左腕に2本線の
刺青が施された。
明治時代時は、刺青は法律で禁止された。
戦後の映画ブームで、[遠山の金さん]の
桜吹雪の影響か、ヤクザ映画の影響からか
極彩色の刺青が一部で流行したが、社会的な
批判も出て来ている。
だが、最近、来日する白人系観光客の多くが
刺青(タトゥー)をしているのを目にすることが
多くなり、薄着の季節には半数以上が、大小
様々なタトゥーを入れていることが判る。
訪日する観光客層が、円安の関係で低所得層
にも広がっていることから、タトゥーを入れた
人が驚くほど増えた。
鮮やかな花柄のタイツをはいていると見間違う
ほどに、両足全面にタトゥーを入れた女性に
出会った時には驚いた。
欧州や米国では、有害色素使用のタトゥーを
禁止しており、医師は危険性を指摘する。
タトゥーは、皮膚の表皮と真皮の間にインクを
入れるので、異物に反応する免疫システムが
働き、マクロファージと呼ばれる免疫細胞が
インクを包み込み、皮膚下に閉じ込めることで
定着してタトゥーとなる。
インクの注入で非結核性マイコバクテリアに
感染すれば、数ヶ月間に及ぶ抗菌剤治療が
必要になるという。
さらに、死に至る危険性があるのが、血液の
ガンの一種である悪性リンパ腫の発症。
タトゥーでガン発症リスクが21%高まると指摘。
タトゥーには、施術直後のリスクと、年月を
経て現れる長期的なリスクの双方がある。
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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
桔 梗
隕石などの天体が、月の表面に衝突して
閃光が広がっている状況を捉えた画像が
紹介されていた。
月には大気が無く、真空状態なので、月の
表面から跳ね飛ばされた岩石は、同じ速度を
維持しながら宇宙をさまよう。
宇宙船や衛星にとっては危険極まりない存在だ。
火星には、地球の1%以下の濃度で炭酸ガスを
中心にした大気が存在するので風が発生する。
この微かな風により舞い上がった塵のため、
2019年には米航空宇宙局(NASA)が送り込んだ
探査車オポチュニティが、また、22年には
探査機インサイトも太陽電池パネルに塵が
堆積したことで運用を停止している。
スイスの大学の宇宙居住性センターの研究
発表で、火星表面で発生した旋風が、砂埃を
巻き上げる大旋風(ダストデビル)となり、
時速50Kmから100Kmの台風並みのスピードで
移動していることを突き止めたという。
中には、160Kmの猛スピードの旋風も存在する。
観測の解析では、火星の古代の火山の頂上や
平原など各地で合計1039個のダストデビルを
地図上に記録した中で、373個については
渦の運動方向も特定したという。
大気中に漂う塵は日照を妨げるため、塵の量の
変化による気候変動を左右する最も重要な
要因の一つになっているとする。
ダストデビルには季節性があり、北半球と
南半球のいずれでも春と夏に激しい旋風が
発生することが判明した。
火星には、ごく薄い大気しか存在しないので、
風には力がほとんどないが、それでも大量の
塵を巻き上げるには十分だという。
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銀 杏
カリフォルニア工科大学の天文学研究教授の
研究チームは、地球から100億光年離れた
場所で、史上最大の超大質量ブラックホールを
発見した。
ブラックホールが、太陽の30倍以上の質量を
持つ恒星は飲み込んだ際に発生したフレアの
ピーク時には太陽10兆個分の明るさを放った。
この巨大なブラックホールとその周囲の物質
円盤の質量は、太陽の5億倍と推定される。
このフレアは、2018年に最初に検出されたが、
当時は、特に明るい天体として記録されていた。
2023年、過去の天体の再検証で、特に明る
かったこの天体までの距離を計算したところ
このブラックホールフレアまでの距離が、
地球から100億光年離れていることが判明。
この距離と明るさからから、過去最大の
ブラックホールであることが突き止められた。
専門家は、これだけの大きなフレアが起きた
のは、このブラックホールそのものと天体が
それぞれ過去最大級の巨大だったことを
示していると指摘。
ブラックホールの発するフレアの源は、銀河の
中心にある明るくコンパクトな領域の活動
銀河核(AGN)で、物質を活発に吸収する
超大質量ブラックホールによってエネルギーが
供給される。
ガスと塵がブラックホールの周りを回転する
円盤に落ち込み、その破片が高速で回転するに
つれて、ブラックホールは超高温になり、
強烈な放射線を放出することになる。
現在、フレアは徐々に弱まっているが、今後
数年間は地上の望遠鏡で観測できそうだと
しており、宇宙の始まりの初期段階を知る
ことが出来るきる貴重な機会だとしている。
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フ ヨ ウ
[神舟20号]に搭乗して4月25日に天宮に到着し、
6ヶ月間滞在した後、11月5日に天宮から
帰還船[神舟20号]で地球に帰還する予定だった
宇宙飛行士3人が、帰還船に宇宙ゴミ(デブリ)が
衝突したために、帰還できなくなった。
中国国家航天局(CNSA)が、急ぎ打上げた
交代要員を乗せた[神舟21号]が、10月31日に
天宮に到着した。
待機していた3人は、[神舟21号]のカプセルに
乗って、11月14日に内モンゴル自治区の
東風着陸場に着陸し、無事に帰還した。
宇宙には、衛星や宇宙船の打ち上げに伴う
デブリと呼ばれるごみが何万と存在し、猛
スピードで巡回している。
小さなデブリでも衝突すれば大惨事に繋がる
恐れがあるため、宇宙飛行士は危険と隣併せだ。
観測者などによると、月の表面に小さな
天体が衝突したと推測された。
大気が存在しない月では、天体が衝突した
後に閃光が発せられる。
10月30日に衝突した岩石の質量は0・2Kg、
突入角は26度、衝突後に生じたクレーターは
幅3mほどと推定されている。
米航空宇宙局(NASA)によると、質量が5Kgの
天体が衝突すると9m以上のクレーターが
できて、75トン以上の土壌と岩石を噴出する。
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ピ ン ク 凌 霄 花
地溝帯とは、ほぼ平行に走る断層によって
区切られ、周囲よりも陥没してできた帯状の
地形をいう。
地溝帯は、陸地が両側に引っ張られて分離する
際に形成される大規模な地溝であり、大陸では
プレート境界ともなる。
大陸の地溝帯は、地球内部のマントルの上昇流
(マントル・プルーム)によって大陸が引き
裂かれることで形成される。
その規模は、 幅35~100km、総延長7000km
にも及ぶものがある。
*アフリカ大地溝帯は、グレート・リフト・
バレーと呼ばれ、シナイ半島の両側面から
アフリカ大陸のシブチ、エチオピアを通り
モザンビークまで南北に縦断する巨大な谷と
なっており、総延長は約7000kmに及ぶ。
アフリカ大地溝帯には、陸上の最低点である
死海(死海トランスフォーム断層)やアフリカ
最高峰のキリマンジャロ(5895m)が存在する。
*ライン地溝帯: ヨーロッパに位置する。
*バイカル地溝帯: シベリアに位置する。
九州の活発な地震活動は別府から雲仙に至る
別府ー島原地溝帯に沿って発生する。
震源メカニズムは、およそ南ー北方向伸張する
軸をもち、この地域で起こる地震は地殻が
南北に引っ張られて生じていることを示す。
別府ー島原地溝帯の西端にある雲仙地溝では
年間約1・4㎝ずづ南北に広がっていることが
地殻変動の観測データで突き止められている。
別府-島原地溝帯は、島原半島から熊本、阿蘇
火山 、九重火山群 、由布 鶴見火山群 、別府へと
幅20~30kmで長さが約150kmあり、東は
日本最大の断層帯である[中央構造線]に繋がる。
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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
酔 芙 蓉
11月25日午後6時1分ごろ、熊本県阿蘇地方で
深さ約10kmを震源とするM5・8の地震が
発生し、産山村で最大震度5強を観測した。
25日から2日間の間に、40回を超える震度1
以上の揺れを観測。
2016年(平成28年)4月に発生した熊本地震を
思い起こさせる揺れが観測された。
熊本地震では、今回の地震の震源地と阿蘇山
中岳を挟んで南に位置する南阿蘇村で大きな
被害が出ている。
熊本地震では、阿蘇山外輪山西側斜面に位置する
南阿蘇村から益城町木山付近を経て宇土半島
先端まで伸びる布田川断層と益城町木山から
南の八代市まで伸びる日奈久断層が動いた。
益城町で震度7を観し、熊本城の石垣が崩れる
大きな被害が発生した。
布田川断層が存在する地域は[別府-島原地溝帯]と
呼ばれる地殻が溝状に落ち込んだ場所にある。
[別府-島原地溝帯]は、毎年1・5~2・0cmの
スピードで南北に引き裂かれている。
専門家は、この地溝帯には地下から絶えず
熱水などの流体が上がって来て、地下の断層・
割れ目に入り込み地震が発生し易い場所とする。
群発地震とした場合には、トカラ列島地震や
能登半島地震のように、群発活動はかなり
長い間続き、今回が最大地震なのではなく、
もう少し大きい地震が起こる可能性があると
して注意を呼び掛けている。
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備えよ常に! 備えあれば憂いなし
凌 霄 花
アフガニスタンでは、25年11月3日にM6・0の
地震が発生して、約2200人が死亡したと
されるが、8月31日にも震源はアフガニスタン
東部のパキスタンと国境を接するクナル州の
地下約8㎞の浅い場所を震源とするM6・の
地震が発生して、数百人が死亡し、数千人が
負傷したとされているが、アフガニスタンは、
極端な女性差別政策が改善されていないため、
国際社会から国として認められず、組織的な
支援が受けらない上に正確な情報も届かない。
2023年10月7日午前11時11分(現地時間)に、
アフガニスタンの北東からパキスタン北西に
延びるヒンドゥークシュ山脈の西端に位置する
ヘラート州でM6・3の地震が発生した。
この地震の23分後に、同じくM6・3の2回目の
地震が発生した。
4日後の10月11日に、救助活動が行われている
最中に、同じ地域で3回目のM6・3の地震が発生。
更に15日にも、同じ場所でM6・3の地震が発生。
6日間という非情に短い期間内にM6・3の地震が
4回発生し、地震学者は非常に珍しい地震とする。
この半年ほど前の3月には、アフガニスタンの
東北端のヒンドゥークシュ山脈に位置する
パダフシャーン州でM6・5の地震が発生している。
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生 姜 の 花
11月3日、アフガニスタン北部のバルフ州の
州都マザリシャリフ付近の深さ28Kmを震源と
するM6・3の地震が発生した。
アフガニスタンと国境を接するタジキスタン、
ウズベキスタン、トルクメニスタンでも
揺れを感じた。
米地質調査所(USGS)の推計では、この地震で
クナール州を中心に2200人以上が死亡。
アフガニスタンでは、8月にも東部の山間部を
震源としたM6.0の地震が発生しており、
少なくとも800人が死亡、2800人以上が
負傷するなど、甚大な被害を出す地震が相次ぐ。
アフガニスタンは、ユーラシアプレートと
南から押してくるインドプレートとの衝突
境界域にあるため地震が頻発する。
インドプレートが、北~北北西方向に、年
約40㎜の速度で北進しているとされる。
この影響で、ヒマラヤ・パミール・ヒン
ドゥークシュなどの山岳帯が形成されて、
褶曲や断層活動を活発化させている。
ヒンドゥークシュ山脈は、アフガニスタン
国内を北東から南西に1200kmにわたって
延びる山脈で、西端はイラン国境に達する。
パキスタン国境からアフガニスタン南東部に
かけて延びる左横ずれ断層のチャマン断層系が、
震源の浅い強い揺れの地震を頻発させている。
また、首都カブール周辺に分布する逆断層・
横ずれ断層のパンジシール断層やサラング断層は
震源の浅いM6~7級の地震を頻発させている。
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奈 良 公 園
全国農業協同組合連合会(JA全農)などで構成する
米穀安定供給確保支援機構は11月4日、
取引関係者から聞き取ったアンケート調査
結果を公表した。
価格見通しを、現状で推移するレベルを50とし
価格が[安くなる]や[やや安くなる]の回答が
多いと50を下回る数値で評価。
調査結果では、今後3カ月の主食用米の価格
見通しを示す11月の指数が、前月から一気に
7ポイント下落し、32になったと発表した。
随意契約による備蓄米を放出した直後よりも
低い水準で、先安感がいっそう強まった。
米価下落の見方が強まった背景には、在庫が
徐々に積み上がっていることがある。
農水省によると、10月末の出荷・販売段階の
民間在庫量は前年同月比62万トン増の306万トン。
12月2日、コメ卸売りの大手業者は、新潟
市内で開かれた米生産者大会の講演で、
現状で推移すれば、米価格が暴落するのは
間違いなく、どこまで暴落するかは判らないが、
かなり暴落する可能性があると語った。
見通しでは、令和8年6月末の民間在庫量は、
215~229玄米トンとされている。
もし、229万玄米トンに達した場合、最も
在庫水準が高かった平成27年の226万トンに
匹敵する在庫量となる。
コメの過剰感、先安観が強まる中、商社系の
集荷業者が集荷キャンセルなどで撤退が相次ぐ。
JA全農の高い概算金提示で火が付いた集荷
合戦に踊らされて、高い価格の在庫を抱え
込んでいる流通業者は、これから始まる
下落相場で地獄を見ることになる。
需要家を苦しめ、泣かせてきたツケを払う番だ。
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コ ス モ ス
ニュージーランド北島の中央に、オセアニア
最大の淡水湖であるタウポ湖が存在する。
表面積が616km²ほどで、周囲の長さは193Km
にも及ぶ湖で、スーパーボルケーノ(超巨大
火山)の河口湖である。
研究者のチームが、西南極の氷床コアの深さ
279m付近から採集した火山ガラス片の分析
結果から、この火山ガラス片はタウポ火山の
噴火との関連性が判明した。
紀元232年の晩夏から初秋にかけての噴火に
因るものと判明した。
タウポ火山は、約2万5500年前のオルアヌイ
超巨大噴火は、世界で最も新しい超巨大噴火と
言われ、北島を火山灰と火成岩の厚い層で覆った。
タウポ火山は約2000年前に再び噴火して、
ニュージーランド史上最大の噴火とされている。
この時の噴火は、過去5,000年間において
地球上で起こった噴火のなかでもっとも強力な
もので、噴火は数日から数週間継続したとされる。
この時代の大噴火で運ばれた火山ガラス片が、
約5000kmも離れた南極で見つかったのだ。
南極で見つかっ火山ガラス片は、232年の
噴火だとされているが、噴火はこの年の
一度限りではなかっただろうし、その前後の
年にも幾度となく大噴火を起こしていたことも
十分考えられる。
ニュージーランドでは、西暦181年に大噴火が
発生したとされている。
中国の後漢書では、桓帝と霊帝の治世の期間の
146年~189年の間に、食料不足で倭国大乱が
起ったと記録されている。
稲作が西日本に定着して間もない時期で、
人口が急増していた時期に当り、タウポ火山の
巨大噴火の影響が十分考えられる。
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彼 岸 花
研究者の間でも謎が多い高地性集落。
現在、700ヶ所にも及ぶ高地性集落の存在は
大分県を含む瀬戸内海沿岸部に集中しているが、
女王国が存在した九州北部などには存在しない。
また、一度だけの建設だけでなく、時間をおいて
複数回、建直された痕跡も見つかっているという。
専門家の間では、謎の多い高地性集落ば造られた
原因について様々な仮説が出されている。
ただ、[よそ者]が集団で移動して来たことだけは
確かなようで、しかも、北九州からやって来た。
考えられている中で、秦が版図を拡大した際の
影響や、大飢饉による大陸や朝鮮半島からの
流民だったのではないかとする説がある。
2000年ほど前に、ニュージランド北島にある
タウポ火山が巨大噴火をして、世界的な気候
変動を引き起こしているので、その影響も
無視できない。
倭国大乱、卑弥呼が支配した女王国、神武東征、
高地性集落と稲作地の北上と飢饉などなど
タウポ火山の巨大噴火との関連性がありそうだ。
高地性集落の幾つかには、岡山市の貝殻山遺跡、
香川県三豊市の紫雲出山遺跡、兵庫県芦屋市の
会下山遺跡、大阪府高槻市の古曽部・芝谷遺跡、
大阪府和泉市の観音寺山遺跡、奈良県五条市の
釜窪丈六堂遺跡。
日本海側では島根県安来市の陽徳遺跡、鳥取県
米子市・大山町の妻木晩田遺跡などがある。
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酔 芙 蓉
日本の古代を知る確かな記録に魏志倭人伝がある。
当時、倭国内には100を超えるクニが存在し、
相争って乱れたが年若い卑弥呼を立てた後に
収まり、女王の支配する倭として記録された。
魏志倭人伝を編纂した珍寿は、北九州中央部を
支配していた、この女王国は南の狗奴国との
争いに敗れ、卑弥呼は死の道を選ばされた。
狗奴国に占領され、一時は落ち着いた九州も
再び乱れた後に卑弥呼の宗女の登与を立てて
再び安定した後、登与は大和に遷都した。
弥生時代に、瀬戸内海の沿岸地域から、大和
平野の周辺部、更には、日本海側の沿岸部の
越後地方にまで、高地性集落が存在したことが
明らかになり、現在までにおよそ700ヶ所ほどの
集落跡が確認されている。
高地性集落は、海岸部や道路、或いは平野部の
居住地を見渡せる見晴らしの良い尾根筋などに
設けられていた。
だが、発掘結果では襲撃にあったような争いの
痕跡はなく、狼煙後や見張り台らしき建物跡を
検出していることから、[よそ者]の侵入、或いは
稲田やコメを巡る争いを避けるためだったようだ。
瀬戸内海沿岸での高地性集落遺跡は、弥生時代
中期後半の紀元前1世紀から紀元2世紀にかけて
多くが見つかり、越後地域では紀元3世紀
初頭に当たる古墳時代初頭時代の遺跡まで
見つかっている。
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ピンクノウゼンカズ
2020年(令和2年)12月頃から、石川県珠洲市を
中心に、能登半島東部地方を中心に、深さ
10Km付近を震源とした群発地震が続いた。
23年5月5日に、珠洲市の北部日本海沿岸部
付近を震源としたM6・5、震度6強のほか、
M5・9、M4・7などの地震が相次いだ。
その後に、24年1月1日に珠洲市日本海沖を
震源としたM7・6、最大震度7の大地震が発生。
これまでの調査報告などでは、地下10Km付近に
存在する流体が移動して、群発地震を発生
させていたことが突き止められていた。
だが、なぜ大地震につながったのかは明らかに
なっていなかった。
東北大の研究チームは、23年10~11月にかけて、
群発地震の震源域周辺に地震計を設置。
既存の観測点と合わせて、微小な揺れの
データから地下構造を詳しく解析した。
その結果、群発地震の震源域の西隣の深さ
約5~15キロに、周囲よりも地震波が速く
伝わる固い領域が幅約10~15Kmにわたって
存在することが突き止められた。
一連の群発地震は、この領域を避ける形で
起きており、大地震に因り地盤が大きく
隆起した範囲と重なっていた。
この地域は、地表にある1500万年以上前の
火成岩の分布との重なりなどから、日本列島が
形成された時期に冷えて固まった古いマグマと
推定された。
ゆっくり冷えて固まったマグマは、一般的に
割れ目が少なく水を通しにくい。
小規模な群発地震が、震源を移動させながら
発生している間、古いマグマは流体の移動を
妨げる[壁]となって群発地震の広がりを制限して
歪を溜め続けていたと考えられる。
1月1日の大地震の際は、歪を溜め込んでいた
固いマグマ内の断層が一気に破壊されて
大地震に繋がったと説明された。
この古いマグマの壁が[アスペリティー]として
働き、東西約150キロに及ぶ巨大地震に
繋がったと考えられるとしている。
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百 日 紅
世界中の160人の気象関連の科学者が作成した
報告書では、地球は現在、サンゴ礁の広範な
死滅が近づきつつあることから、一連の
壊滅的かつ不可逆的なものになり得る気候の
転換点のうちでも最初の段階にあるとしている。
人類が化石燃料を燃焼し気温を上昇させるに
つれ、すでに深刻な熱波、洪水、干ばつ、
山火事が頻発している。
だが、現在はさらに気候変動による大きな
影響が目前に迫っていると警告。
アマゾン熱帯雨林から極地の氷床に至るまで、
地球の重要なシステムのバランスを崩壊に
追い込む可能性がある。
そうなれば、壊滅的な影響が地球全体に広がる。
産業革命以前の水準から1・5度以内に温暖化を
抑制するという世界的に合意された目標が
未達に終わるのは、ほぼ確実だからだ。
現在、気象変動の影響を最も身近に確認できる
のがサンゴ礁の白化・死滅現象だ。
サンゴ礁の崩壊は、海洋生物にとって不可欠な
生息地を奪い、食糧安全保障を脅かす。
2023年以降、海洋の温度が過去最高を記録する中、
世界のサンゴ礁は史上最悪の大量白化現象に
見舞われ、その8割以上が影響を受けている。
サンゴにとって海水温の上昇による高温
ストレスは命取りになる。
サンゴの色やエネルギーのもとになる共生
藻類が排出されて、白い骨格が露出する。
米フロリダ州沖の全長約560Kmでのサンゴ礁
調査研究では、ドリイシ属のサンゴ5万2300
固体を詳しく観察した結果では、海洋熱波で
コロニーが機能的絶滅に陥ったとされた。
機能的絶滅は、完全消滅の前の段階となる。
フロリダの海水温は2023年にピークに達し、
32℃を超えたが、これは少なくとも150年ぶりの
最高記録だった。
また、豪の大学の研究者による世界最大級の
豪のグレートバリアリーフの南部の島の
サンゴ礁462コロニー(群体)を観察した結果、
370のコロニーが白化しており、うち52%が
死滅していた。
死滅率は一部で95%に達し、死んだ組織が
剥離してコロニーが崩壊し始めていた。
また、別の報告では、現状のままでは2100年
までに、サンゴの生息に適した環境はほとんど
なくなるか、皆無になるとしている。
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オ ガ タ マ の 木
地球上に棲息する人類を始めとする動物や
植物が、6700万年前に起こったような悲劇に
再び見舞われるかもしないと思わせる小惑星
接近がしばしば報じられる。
観測機器の進化と共に、これまで捉えれ
なかった小さな天体が見つかると共に、
まさかの報告も増えるようになった。
米国立天文台にある[ボーク望遠鏡]が、2025年
10月1日6時36分に、直径2m前後の小惑星
[2025 TF]たが、この2025 TFは発見する
約6時間前に南極大陸の約409km上空を通過して
いたことが判明したと発表。
この接近距離は、観測史上2番目の距離と
なるとされ、通り過ぎてから判ったのだ。
天文学者の話では、小惑星は頻繁に地球に
接近しており、月の公転軌道より内側の地球に
間近の距離にまで入り込む小惑星も頻繁に
観測されているという。
過去1年以内に、月の公転軌道の約38万4400km
よりも内側に入り込んだ小惑星は、観測された
ものだけでも188個もあるという。
今回のように、最接近距離が1000kmを切る
近い距離を通過したのは数年ぶりとする。
小惑星だけでなく、未確認飛行物体(UFO)や
地球外生命体(宇宙人)に関する情報も格段に増加。
1977年に米国の大学のビッグイヤー電波望遠鏡が、
周波数1420MHzの強力かつ極めて波長の短い
電波シグナルを検知していた。
25年7月になって、最近観測された恒星間天体
[3I/ATLAS]から発せられただと判明。
[3I/ATLAS]は、チリにあるATLAS(小惑星
地球衝突最終警報システム)望遠鏡が初めて
観測した恒星間天体で、核の直径は最大で
約5・6Km、速度は時速約22万Kmで、太陽系外
から飛来した天体だと判明。
NASAによれば[3I/ATLAS]は、25年10月30日頃、
太陽から約2億1000万Kmの距離まで接近するが
最接近時でも、地球からは約2億7000万Kmも
離れているため、直接的な脅威はない。
科学者は、近い将来、[3I/ATLAS]から発せ
られる電波放射が観測されれば、宇宙からの
不思議な電波が[地球外生命体からの交信では
ないか]としている科学者の間での貴重な研究
材料になるとして期待している。
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