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2025年12月27日土曜日

マラッカ海峡で熱帯低気圧[セニャール]猛威

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
若 草 山 山 麓



マレー半島とスマトラ島の間のマラッカ海峡は、

東アジアと中東、スエズ運河を結ぶ大動脈。

マラッカ海峡の南端は、北緯1度15分、北の

端は6度付近で幅が広くなっている。

11月22日ごろ、海峡の南部付近で低気圧が発生。

折から、タイの南部やインドネシア、マレー

シア、東南アジア3ヶ国は雨期に入っており、

連日、ゲリラ豪雨に見舞われて、各地で

洪水が発生した。

低気圧はマラッカ海峡の中央部で熱帯低気圧

[セニャール]となり、24日から月末まで

豪雨が降り続いた。

この豪雨による洪水や土砂崩れで、3ヶ国で

死者が計600人超に、被災者は400万人を超えた。

マレーシア気象局は、11月27日には北緯4.5度、

東経97.9度のスマトラ島北部アチェ州で熱帯

低気圧((トロピカルサイクロンセ[ニャール]

(Senyar))へと発達したことを確認。

赤道付近では、ゲリラ豪雨のようなスコールは

あっても、大風に見舞われることは滅多になく、

最大風速85㎞/h(約3.12m/s)と豪雨で当局は

大慌てで警報や注意報の発令に追われた。

その後、[セニャール]はUターンして海峡から

マレー半島の中央部、首都クアラルンプール

付近を横断した。

気象学者などは、マラッカ海峡で熱帯低気圧が

発生する例は非常に珍しく、2017年に熱帯

低気圧(台風26号)が発生しているが、今回ほどの

強さに発達するのは観測史上初めてだとする。

北緯5度より南で熱帯低気圧が発生することは

気候変動が毎年強まっていることの象徴だとする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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