3世紀の卑弥呼の時代を記した魏志倭人伝には
倭人(日本人)は、鯨面文身をしていたという。
鯨面は顔の入れ墨、文身は身体への入れ墨。
発掘調査で出土した土器にも入れ墨をした
顔が線刻されていることから、古代人には
入れ墨(刺青)は一般的なことだった。
一族の所属関係を示すためか、魔除けの
おまじないのためだったのだろう。
大陸からの文化が伝わるに従い、刺青は
良くない習慣だとなって廃れたようだ。
江戸時代には、犯罪者には左腕に2本線の
刺青が施された。
明治時代時は、刺青は法律で禁止された。
戦後の映画ブームで、[遠山の金さん]の
桜吹雪の影響か、ヤクザ映画の影響からか
極彩色の刺青が一部で流行したが、社会的な
批判も出て来ている。
だが、最近、来日する白人系観光客の多くが
刺青(タトゥー)をしているのを目にすることが
多くなり、薄着の季節には半数以上が、大小
様々なタトゥーを入れていることが判る。
訪日する観光客層が、円安の関係で低所得層
にも広がっていることから、タトゥーを入れた
人が驚くほど増えた。
鮮やかな花柄のタイツをはいていると見間違う
ほどに、両足全面にタトゥーを入れた女性に
出会った時には驚いた。
欧州や米国では、有害色素使用のタトゥーを
禁止しており、医師は危険性を指摘する。
タトゥーは、皮膚の表皮と真皮の間にインクを
入れるので、異物に反応する免疫システムが
働き、マクロファージと呼ばれる免疫細胞が
インクを包み込み、皮膚下に閉じ込めることで
定着してタトゥーとなる。
インクの注入で非結核性マイコバクテリアに
感染すれば、数ヶ月間に及ぶ抗菌剤治療が
必要になるという。
さらに、死に至る危険性があるのが、血液の
ガンの一種である悪性リンパ腫の発症。
タトゥーでガン発症リスクが21%高まると指摘。
タトゥーには、施術直後のリスクと、年月を
経て現れる長期的なリスクの双方がある。
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